2009年3月26日木曜日

[news] 住民の個別調査実施へ/京都新聞、洛南タイムス、城南新報

”支援者”サイドじゃなくて、町内会主催のまちづくりの話合いですが、僕もちょこっと参加してきました。

久しぶりに元気な姿に会えて嬉しい再開もあったけど、多少疲れた顔が多いような気がした。とりあえずどんな春を迎えられるかだなぁ。

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京都新聞 2009年3月23日

宇治・ウトロのまちづくり
住民の個別調査実施へ



写真。個別調査に向けた事前アンケートに記入するウトロ地区の住民たち(宇治市伊勢田町・府立城南勤労者福祉会館)。

在日韓国・朝鮮人が多く住む宇治市伊勢田町ウトロのまちづくりを考える集会が22日、同町の府立城南勤労者福祉会館で開かれ、同地区町内会が4月から全住民を対象に独自の個別調査を行うことを明らかにした。
集会は、国土交通省とふ・宇治市でつくるウトロ地区住環境改善検討委員会に対して、まちづくり計画を要望するため、昨年12月から4回開催。最終回となるこの日地区住民や支援者ら計約50人が参加した。
集会では個別調査に向けた事前のアンケートを実施。住民の家族構成や居住年数に加え、「どんなまちを望むか」「まちづくりが進む上で心配事はあるか」などを聞いた。町内会は4月にも、アンケートを基に個別の聞き取り調査を始め、住民の要望として同協議会に提出するという。
また、地区内に建設予定の公営住宅や高齢者福祉施設について、これまでの集会で出た住民意見の報告も行われた。(野田佑介)

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洛南タイムス 2009年3月24日

ウトロのまちづくり
全世帯の意向調査に着手
行政に「熱い思い」伝えよう



(略)また、ウトロ町内会や支援団体では、まちづくり構想とセットになるウトロの全世帯を対象にした住民意向調査を4月~5月に実施。これまで住民集会に参加していない世帯も含めて個別調査を進めることにした。調査は世帯の特性や生活実態、まちづくりへの思い、建物の老朽度を探る目視調査や住み方調査などを予定。取り組みを通して、未だ事業主体が明確でない住環境改善事業の本格的な展開を前に、事業の早期着手を求める住民側の思いを国や京都府、宇治市に伝えたいとしている。(岡本幸一)

 


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城南新報 2009年3月24日

まちづくりへの要望を報告
住民の思い、個別調査で
ウトロ町内会、来月開始に向けて準備



(略)住民たちはこの日、これまで集会に参加してきた学生たちのアドバイスも受けながら、正式のアンケートを作成する際の基礎となる事前調査書を記入した。アンケート調査は、まちづくりを手がけるコンサルタントや学生ら約20人が担当し、個別調査では住民のヒヤリングを行う予定。町内会は調査結果についても今後、同協議会に提出という。

 


2009年3月3日火曜日

[news] ウトロ支援、地域ぐるみで住環境改善で連携 / Kyoto Shimbun

今まで、ウトロを含む伊勢田の近隣町内を”まとめる”、勢田連合町内会として、ウトロ方面の対策部門?が無かったとは、知らなかった! 「大規模集会所の設置や浸水対策」の話題となると、確かに、その枠での議論が必要だわ。

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Kyoto Shimbun 2009年3月3日(火)

ウトロ支援、地域ぐるみで
住環境改善で連携



在日韓国・朝鮮人が多く住む京都府宇治市伊勢田町ウトロ地区の土地問題に関連し、地元の伊勢田連合町内会は今月末にも、「ウトロ住環境整備対策委員会」を設置する。国や府、市による住環境改善事業への理解を深め、事業の開始後は地域全体でウトロ地区を支えていくという。

 連合町内会はウトロ町内会を含む13町内会(約1600世帯)で構成。運動会や夏祭りなどを通じウトロ地区の住民との交流はあるが、住環境の改善では連携不足の面があった。

 国土交通省と府、市でつくる「ウトロ地区住環境改善検討協議会」が昨年9月、事業の基本的な考え方をまとめ、ウトロの住民らが地区の将来像を模索する中で、連合町内会としても「ウトロや周辺の問題の解決を」との声が上がるようになった、という。

 対策委設置は3月末の連合町内会新旧役員会で提案・承認の上で正式決定される見通し。6人の委員で構成し、4月の総会で今後の具体的な活動を検討。当面は、大規模集会所の設置や浸水対策などについて議論し、より良いまちづくりを考える。必要な場合は行政への要望も行う予定。

 伊勢田連合町内会の西川博司会長は「ウトロの住環境改善は伊勢田のまちづくりと切っても切れない。伊勢田全体で問題解決に協力したい」、ウトロ町内会側も「地域住民と一緒に解決策を考えていきたい」と歓迎している。