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2007年12月29日土曜日

[news] 韓国国会、ウトロ支援予算案可決

「韓国が強い風を起こしてくれた。大変感謝している。ウトロのまちづくりの大きな力になる。これから住民も血も涙も出し、力を合わせてやっていきたい」
年内に決まりましたね!すごい。がんばれ。

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http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007122801000612.html
CHUNICHI Web

3億6000万円の援助決定 京都ウトロ地区問題で韓国


2007年12月28日 22時13分
 【ソウル28日共同】京都府宇治市のウトロ地区で在日韓国・朝鮮人の住民が立ち退きを迫られた問題に絡み、韓国国会は28日、本会議を開き、土地買収などの支援として30億ウォン(約3億6000万円)の拠出を盛り込んだ2008年予算案を可決した。支出は08年1月から可能になる。

 韓国外交通商省によると、韓国政府が海外同胞の生活支援の一環として不動産購入資金を援助するのは前例がない。

 ウトロ問題では、土地を所有する不動産会社が9月、地域の土地約1万500平方メートルを住民側に5億円で売却することで合意。韓国の支援組織が約5億ウォンの募金を集めたほか、日本でも住民側に4000万円の寄付が寄せられ、韓国政府の支援確定で資金のめどがほぼついた。

 韓国政府は長年、他の地域に住む同胞への支援との均衡が取れないとして、資金拠出に消極的な態度を取ってきた。

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http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007122800160&genre=C4&area=K20
Kyoto Shimbun 2007年12月28日(金)

韓国の支援予算案可決に感激
宇治・ウトロ地区



 韓国政府の支援金を盛り込んだ予算案が国会で正式に可決されたことを受け、ウトロ町内会の金教一会長は28日夜、京都府宇治市伊勢田町ウトロ地区で喜びを語った。

 午後10時前、韓国内の支援団体「ウトロ国際対策会議」から国際電話で連絡を受けた金会長は、「カムサハムニダ」(ありがとう)を4回繰り返して感激の様子。「韓国が強い風を起こしてくれた。大変感謝している。ウトロのまちづくりの大きな力になる。これから住民も血も涙も出し、力を合わせてやっていきたい」と話し、支援金と合わせた購入費の確保に全力を挙げる決意を示した。

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http://www.asahi.com/international/update/1228/OSK200712280124.html
asahi.com

ウトロ支援盛り込んだ予算案、韓国国会が可決



2007年12月28日23時59分

 立ち退きを迫られた京都府宇治市のウトロ地区の在日韓国・朝鮮人らが地権者から土地を買い取る問題で、支援金30億ウォン(約3億8000万円)を盛り込んだ韓国政府の08年度予算案が28日、韓国国会の本会議で可決され、成立した。

 住民らがつくる中間法人は10月、地権者の西日本殖産(大阪市)から地区の東半分(約1万500平方メートル)を5億円で買収する契約を結んでいる。ウトロ町内会の金教一(キム・キョウイル)会長は「立ち退きで路頭に迷う危機が回避され、韓国政府に感謝したい。不足分は募金を募るとともに住民が資金を出すなど努力を続けたい」と話した。

2007年12月28日金曜日

[news] 「退去反対」の看板撤去 新たなまちづくり決意/京都新聞

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007122300105&genre=C4&area=K20
京都新聞 電子版

「退去反対」の看板撤去
宇治ウトロ地区 新たなまちづくり決意



(写真)ウトロ地区の入り口に掲げられていた看板を取り外すウトロを守る会のメンバーら(宇治市伊勢田町)

 在日韓国・朝鮮人が多く住む京都府宇治市伊勢田町のウトロ地区で23日、土地所有をめぐる係争で設置されていた「強制執行反対」などと書かれた看板の撤去作業が行われた。町内会のメンバーらが地区内の看板を次々に取り外し、新たなまちづくりへの決意を新たにした。

 看板は、1989年に住民の立ち退きを求めた訴訟の開始直後から設けられ、ウトロで暮らしたいという住民の思いを込めた地区のシンボルとなっていた。今年10月に地区東半分の土地売買契約がまとまり、土地問題に一定の区切りがついたため、町内会やウトロを守る会などが看板の撤去を決めた。

 この日は、約30人が出て、地区内に掲げられた約40枚の看板のうち、日本語やハングルで書かれた約30枚を取り外した。地区北側入り口の看板には、白いトタンを張り付け、年明けにも新たなまちづくりへ向けた住民や支援者らの思いを書き込むという。

 町内会の金教一(キムキョンイル)会長は「大勢の人たちのおかげでこの日を迎えられ、本当にうれしい。だが、これから大きな仕事が待っている。新たな気持ちでまちづくりに取り組んでいきたい」と笑顔で話した。


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自分たちの手で、古い看板を撤去できて良かったねぇ!

2007年12月21日金曜日

[news] ウトロ地区の実態調査へ/京都新聞

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007122100006&genre=A2&area=K20

ウトロ地区の実態調査へ
住環境対策協、地元要望の把握図る



Kyoto Shimbun 2007年12月21日(金)

 京都府宇治市伊勢田町ウトロ地区の土地問題で、国土交通省と京都府、宇治市で生活環境改善などを協議する「ウトロ地区住環境対策検討協議会」は20日、幹事会を京都市上京区の府庁で開いた。今後、早期に地元住民の意向を聞き、実態を調査する方針を確認した。

 同地区は戦時中の飛行場建設に起因し、在日韓国・朝鮮人が多く居住。土地問題から住環境整備が遅れ、公営住宅建設や下水道整備などが求められている。同協議会は住環境改善を目的に今月5日に設置された。

 会議は非公開で行われた。協議会の設置要綱を話し合ったほか、早期に住民からまちづくりの要望などを聞き、例えば戸数や居住者の現状などの実態を調査、把握する方針を決めた。調査項目や実施時期などは今後、幹事会で決めるという。

 出席した国土交通省近畿地方整備局の勝又賢人住宅整備課長は「できるだけ早く住民と接点を持ち、地元の総意を知りたい」と話した。



》公営住宅建設や下水道整備

と並列させてるように読める辺りは、「おいおい、えーんか?^^;」と思いますが、雨水対策で抑制施設、貯留池を盛り込んどけとか、絵を沢山書かないとね。ウトロの周辺地域を含めた実態調査になると、みなの理解も深まるでしょうねぇ。

2007年12月14日金曜日

[news] 動き出すウトロ問題/京都新聞 特集

京都新聞「電子版」の「政治・社会アーカイブ」で、ウトロの記事を up しはったようです。ごくろうさま。



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二十年にわたるウトロ地区の土地問題が解決に向けて動き出した。日韓の支援を得て新たなまちづくりへ踏み出そうとする住民たちの歩みと、今後の課題を追う。(南部支社取材班)

「まちづくり」「協議の行方」「決断」「第二の故郷」「海峡を越えて」

2007年12月12日水曜日

12月9日「さあ!新しい町づくりへ ウトロ報告集会」当日資料(pdf)

<京都>ウトロ地区の土地問題 町づくり支援を報告


ABCニュース (12/9 18:28)

宇治市のウトロ地区の土地問題で、地元住民らに対し、韓国政府や国が町づく り支援に踏み出したことなど、問題解決に向けた動きが報告されました。

きょう午後開かれた「ウトロ報告集会」には住民ら200人以上が参加しました。ウ トロ地区は、戦時中に飛行場建設に動員された在日韓国・朝鮮人が土地所有権のない まま住み、地権者から立ち退きが求められていましたが、今年10月、韓国政府の支 援で、地区の土地半分を5億円で買い取る契約が地権者と結ばれました。金教一代表 理事は、「ウトロ土地問題は韓国政府の支援により、解決に向けて大きく進み始め た。暗闇の中であえいでいた時期を思うと想像できない」と話しました。ウトロ地区 問題については国も今月、街づくり支援に向けて動き始めています。


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2007年12月9日
「さあ!新しい町づくりへ ウトロ報告集会」





取り急ぎ、12月9日の集いの配布資料(PDF)を貼っておきます。

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ウトロに関する年表は、上記「配布資料PDF内」に最近のものがある他、以前のウェブサイト内「■ 年表 1937.05 ~ 2006.06」にもあります。

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「韓国の方々や有志の方から頂いた援助資金を、私有地、自己所有地、私物に活用するということは果たしてどうなのか」という問題に対して、「援助資金を私有地獲得の資金としては活用しない。公的なものに活用する。土地を購入したい者は、開発が終わったのち改めて自己資金で行う」というような苦渋の選択を住民がした背景(数世帯を除く殆どの住民が納得)、経過など、詳しい説明がありました。よくぞここまで! 本当に関係者の皆さんの頑張りに頭が下がります。あと5億まで5000万だそうです。

久しぶりにプゥウィウォンヂャンのお顔を拝見できたり、KIN の頑張りに涙したりと、今までの集まりと違う雰囲気もありました。3歳の息子もよく頑張りましたが、、、すいません。

2007年12月6日木曜日

[news] 国交省や京都府など検討協設置

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712050092.html
asahi.com

「ウトロ地区改善協議会」を設立 国交省、京都府など


2007年12月05日

戦時中の飛行場建設に携わった在日韓国・朝鮮人らが住環境の整備が遅れた状態で暮らしている京都府宇治市のウトロ地区について、国土交通省と京都府、宇治市が5日、「ウトロ地区住環境改善検討協議会」を設立した。今後、地区の実態調査などを進め、必要があれば住民と直接話し合う場も設けるという。

 同地区をめぐっては、住民らが10月末、韓国政府の支援表明などを踏まえ、立ち退きを求めていた地権者から土地の半分を買い取る契約を結んだ。同協議会では、住民らが求める公営住宅の建設や上下水道の整備など街づくりの進め方について話し合う。

 前日に同地区を視察した国交省の小田広昭住環境整備室長は会合後、「排水環境が特に劣悪だった。一刻も早く解決させたい。国としても事業制度の運用方法について知恵を出す」と話した。



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http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007120500082&genre=A2&area=K20
京都新聞NETニュース

ウトロまちづくり支援へ一丸
国交省や京都府など検討協設置



(写真:協議会設置のため、話し合いを始めた国土交通省と近畿地方整備局、京都府、宇治市 の四者(午前10時、京都市南区のホテル))

 在日韓国・朝鮮人が多く住む宇治市伊勢田町ウトロ地区の土地問題で、国土交通省 と京都府、宇治市は5日、生活環境の整備など同地区のまちづくりの支援策を合同で 協議する「ウトロ地区住環境改善検討協議会」を同日付で設置した。国が同問題の解 決に向け直接関与するのは初めて。

 協議会では、地元住民が希望している公営住宅建設や上下水道の整備を含めどのよ うな支援が可能かを、今後の住民からの要望を踏まえ検討する。

 協議会は国交省、同省近畿地方整備局と府、市の4機関で構成。委員は国と府の担 当部局トップと宇治市副市長の4人が務めるほか、幹事会を設け、支援内容に応じて 関係機関・部局のサブメンバーを加える。

 同日午前10時から4人の委員らが出席して設置準備会を京都市南区のホテルで開 き、同問題をめぐる経過や組織の構成、運営に関する基本事項などを確認。同日付で 協議会の正式な発足とし、今月中に幹事会を開いて課題整理の作業を始めることを決 めた。

 会合後の会見で、国交省の小田広昭住環境整備室長は「戦後補償ということでな く、住環境整備として取り組む」と説明。川端修宇治市副市長は「地区の課題を把握 する実態調査を可能な限り早い時期に行いたい」と話した。

 ウトロ地区では、住民らが立ち退きなどを求められていたが、土地購入に韓国政府 の支援が得られるめどが一定ついたことで10月下旬に地権者と売買契約を締結。こ うした動きを受け、山田啓二京都府知事と久保田勇宇治市長が先月20日に冬柴鉄三 国交相と面談し、合同で支援策を協議する組織設置と、国の特別支援を求める要望書 を提出、その場で協議会設置に合意した。

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準備会、どんな雰囲気だったんやろなぁ。「やれやれ」ってところだろうか、「たんたんといきましょ」ってとこだろうか。すごいところへ来たもんだ。

「国の特別支援を求める要望書」の中身はわからないのかな? なんの枠?

2007年12月4日火曜日

12月9日、ウトロ報告集会/有限責任中間法人ウトロ町づくり協議会

お知らせ郵便ハガキ

さあ、新しい町づくりへ!
ウトロ報告集会



12月9日(日)午後1時30分

於 :ウトロ南隣 城南勤労者福祉会館
内容:近況経過報告 ウトロ町内会
挨拶予定 ウトロ国際対策海外(ソウル)

ウトロ町内会は、昨年以降、土地所有者である(有)西日本殖産と土地買収に向けた交渉を続けてきましたが、9月以降土地問題解決に向けた急速な展開がありました。

  • ウトロの土地半分3200坪の売買契約の締結
  • 韓国政府の30億ウォンの支援金予算の国会上程(審議中)
  • 国土交通省、京都府、宇治市三者による対策組織の立ち上げ
  • 在日コリアン一世からの4000万円の匿名寄付


等々、土地問題が起こってから約20年、ようやく日韓両政府・日韓市民による解決への道筋が見えてきました。

つきましては、この間の報告及び今後の新たな町づくりに向けた方向性をともに考えるため、来る12月9日上記のように「集会」を開催いたします。一人でも多くのみなさんのご参加をお願いいたします。

主催:有限責任中間法人ウトロ町づくり協議会(代表理事 金教一)
共催:ウトロ町内会・ウトロを守る会

宇治市伊勢他町ウトロ51

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「最高裁の立ち退き判決から7年、「いつ強制執行が来るかわからない」。そんな中でウトロの住民は暮らしてきました。今、ウトロには、オモニ、アボジたちの笑顔があります。

まだまだ、課題は山積みですが、「眠れない夜」はひとまずなくなりました。

これからも町づくりへの支援をお願いします。(Y)」


2007年11月22日木曜日

[news] ウトロ土地無断売買関与の弁護士 業務停止1年半に

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007112100183&genre=C4&area=K00

業務停止1年半に
ウトロ土地無断売買関与の弁護士


Kyoto Shimbun 2007年11月21日(水)

「 在日韓国・朝鮮人が多く住む京都府宇治市伊勢田町のウトロ地区の土地売買をめぐり、代理人として関係者への確認を怠って手続きを進めたなどとして、京都弁護士会(中村利雄会長)は21日、会員の中村愈弁護士(70)を業務停止1年6月の懲戒処分にした、と発表した。

 弁護士会などによると、中村弁護士は、ウトロ地区の土地所有者の不動産会社「西日本殖産」(大阪市)に複数の取締役がいるのに、1人だけの意向に基づいて、2003年12月に同市の男性に売却する即決和解を申し立て、売買を成立させた。男性は04年1月に所有権移転登記した。

 弁護士会は、中村弁護士が会社名の印鑑のない委任状で代理人を受任していた点などに触れ、「無断売買の可能性は容易に推測できた。他の取締役の意向確認を怠った過失がある」と認定した。この売買をめぐっては、同社が「当時の役員の職権乱用によるもので無効だ」として登記抹消を求めて04年6月に提訴し、昨年9月に最高裁で勝訴が確定している。

 中村弁護士はほかにも、別の2件の不動産売買で、実際は受任していないのに代理人のように振る舞うなどの不適切な行為をした。弁護士会は「弁護士の品位を失う非行にあたる。業務停止(最大2年)の中でも重い処分とした」と説明する。業務停止は、除名、退会に次ぐ処分。 」

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そ、そうなのか。ここにきて弁護士会が動くとは、、。別の2件というのは何なんだろう。

 

2007年11月21日水曜日

[news] 山田府知事と久保田宇治市長が冬柴国交相訪問

京都府も宇治市も一安心、というところなのだろうか?
「手の届かない感」は大きいけれど、とにかくも、よくぞここまで状況が進んだね、、。

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http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200711200104.html

ウトロ問題で検討会設置へ 京都府・宇治市と国交省合意


asahi.com 2007年11月20日

 戦時中の飛行場建設で集まった在日韓国・朝鮮人らが住み、住環境整備が遅れている京都府宇治市のウトロ地区について、国土交通省と京都府、宇治市は20日、同省近畿地方整備局を含む4者で近く、問題解決のための検討会を設立することを決めた。住民が求める公営住宅建設などを協議する。一地区のまちづくり事業に、国や地元自治体がまとまって協議を進めるのは異例。

 山田啓二府知事と宇治市の久保田勇市長が冬柴国交相を訪ね、「ウトロ地区の課題をふまえ、既存の事業制度にとどまらない特別な支援」を求める要望書を提出。冬柴国交相は「放っておくわけにはいかない」と答え、検討会設置を提案した。

 要望後、山田知事は「歴史的な経緯でまちづくりが遅れた国際的な人道問題。国として取り組むべきだと理解してもらった」と話した。

 地権者から立ち退きを求められた住民は、韓国政府が10月に資金援助を表明したことを受け、地権者から地区の半分を5億円で買い取る契約を結んでいる。


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http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007112000147&genre=A2&area=K00

国交省、府、宇治市が支援策協議
ウトロ問題で合同組織


Kyoto Shimbun 2007年11月20日(火)

在日韓国・朝鮮人が多く住む京都府宇治市伊勢田町ウトロ地区の土地問題で、国土交通省と京都府、宇治市は20日、生活環境整備など同地区のまちづくり支援策を協議する合同組織を立ち上げることで合意した。国が問題解決に乗り出す姿勢を見せたのは初めて。

 韓国政府が問題解決に向けて地元住民団体に約3億8000万円の資金支援を決めたことを受け、山田啓二府知事と久保田勇宇治市長が同日、冬柴鉄三国交相を訪れ、「日本政府も解決に向けた配慮をすべきだ」と要望した。

 府によると、山田知事と久保田市長が支援に向けた国との協議組織設置を求めたところ、冬柴国交相は「解決に向けて知恵を出し合おう」と協力する姿勢を示した、という。

 組織は国交省と同省近畿地方整備局、府、宇治市で近く設置する。遅れている下水道整備など地域環境整備や、住民側が求める公営住宅建設など、まちづくり支援の方針が協議されるとみられる。

 要望後、山田知事は「国際人道的な観点から国も配慮すべきだ。まちづくりの観点で(地元へ)協力していきたい」とし、久保田市長も「ようやくスタートラインに立った。国や府の力を借りながら、どんな協力ができるかを考えたい」と話した。

 ウトロ地区は、戦時中に飛行場建設の労働者の宿舎が置かれ、現在、在日韓国・朝鮮人約200人が暮らしている。1987年に土地が転売され、住民らは立ち退きを迫られてきたが、今年10月末に地区の東半分を5億円で購入する契約を地権者と締結。韓国政府の支援金などを購入に充てる一方、府や宇治市に公営住宅の建設などの支援を求めていた。ウトロ町内会の厳明夫副会長は「行政の指導をいただきながら、新しいまちづくりプランを作りたい」と話している。


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  http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20071120/20071120_043.shtml

国と自治体で協議会設置へ 京都のウトロ問題

西日本新聞 2007年11月20日19時33分

京都府の山田啓二知事と京都府宇治市の久保田勇市長が20日、冬柴鉄三国土交通相を訪問し、宇治市のウトロ地区で暮らす在日韓国・朝鮮人の住民が、土地を所有する不動産会社から立ち退きを求められた問題で、国交省と両自治体が協議会を立ち上げることに合意した。

 協議会の設置時期は未定だが、韓国政府が拠出を表明している資金でウトロ地区の土地を買い上げ、公営住宅を建設することなどを検討する。

 ウトロ地区には戦時中に軍の飛行場建設に従事した韓国・朝鮮人らが定住している。

 国交相との会談後、山田知事は「上下水道もない劣悪な環境。国際的人道問題で一自治体の問題ではない」と強調。久保田市長は「地区の高齢者が健在のうちに解決したい」と述べた。

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http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007112100096&genre=A2&area=K00

11月中にも国・京都府・宇治市で三者協議
ウトロ問題で山田知事意向


Kyoto Shimbun 2007年11月21日(水)

 京都府の山田啓二知事は21日の定例記者会見で、在日韓国・朝鮮人が住む宇治市伊勢田町のウトロ地区問題について「できるだけ早く話し合う場を持ちたい」とし、国と京都府、宇治市の三者協議を月内にも始める意向を明らかにした。

 ウトロ問題で住民の土地の買い取り交渉にめどが立ったことを受けて山田知事は20日、久保田勇宇治市長と冬柴鉄三国交相を訪れ、まちづくり支援策を協議することで合意している。

 山田知事は会見で、「戦後補償問題は全く別の問題になってしまうので、まちづくり、環境対策の観点を協議の中心に据えていくべきだ。京都府は、宇治市、国の間で接着剤のような役割を果たしたい。今月か来月にも話し合いの場をつくりたい」と述べた。

 また大阪市長選で民主党推薦の平松邦夫氏が勝利したことについて、山田知事は「大阪市の財政再建は大変厳しく、立ち直らないと関西復権が問われる。党派の問題ではない。京都市長選の場合、府市協調が欠かせないが、二極、三極のどちらが良いと言うのは避ける」とした。

   


2007年11月20日火曜日

12月9日(日)報告集会。「中間法人まちづくり協議会」/斉藤

ウトロ問題は全体が解決方向にむかって、動きだしました。まだ先は長いですが、向こうに光が見えたという状態でしょうか。

今週末には韓国側のウトロ支援予算が確定します。今までになかった国際的な出来事ですので、内外から注目されています。また、本日午後、日本政府国土交通省に京都府知事、宇治市長がそろってウトロ問題の要望をもって出向くようです。ニュースに注目してください。

ウトロ町内会はまちづくりに向けた体制を、「中間法人まちづくり協議会」を立ち上げて準備中です。12月9日(日)午後に、ウトロ(城南勤労者福祉会館)で、報告集会をします。そこで詳しく説明し、今後の運動の方向を論議する予定です。

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斎藤

山田京都府知事の答弁 /斉藤

11月15日、京都府議会での、公明党の村井議員(宇治地区選出)の質問に対する山田京都府知事の答弁の内容は、新聞報道ではつぎのとおり。今までになく、前向きな姿勢と、一応判断しています。

「(ウトロ住民らが求めている公営住宅建設など住環境整備事業について)可能な選択伺について宇治市と話をしており、近く、国に支援を要請したい。」「韓国政府が(土地買収の)財政支援法案を国会に上程している。日本政府も、韓国政府の状況を見て対応を考え、政府としての役割を果たすべき」と、国の支援に期待感を示したうえで、「冬柴国土交通大臣も(ウトロ問題に)深い関心を寄せており、国土交通省に課題解決への最適の方法を探るように指示している」と話した。(以上、読売新聞)。

近く、宇治市と共に、国に課題解決を要望する。国土交通省や外務省、総務省に出向き、書面で要望するという。「長期にわたり、土地をめぐる係争が続く中で、道路や下水道の整備が不完全のまま、今日に至っている。政府も役割をもう一度考えてもらう時期に来ている」と指摘。「冬柴国土交通大臣も課題解決へ向けた兼用を職員に命じていると聞いている」とし、「すでに宇治市長とも協議し、国にまちづくりや人道的な観点から、支援を要請する準備に入っている」(以上、朝日新聞)。


私たちは在日住民に対する「戦後補償」や「人権」を、日本政府・企業の責任で行なえと、従来から主張してきましたが、この10年間、世の中が悪いほうに回転して、いまの政治情勢ではとても無理でした。「まちづくり」と「人道」に置きかえられましたが、理屈はどうあれ、現実の救済措置を政府が行うことの意味がより重要です。

まあ、論議はいろいろあると思います。これは日本社会の問題です。

斎藤

2007年11月10日土曜日

関係図を知った時は悲しくてしかたありま;$s$G$7$?!#

ウトロに関する直メールが僕の元に送られてきて、まぁ、いつものこととは言え、少し余裕もあったので返答すると、返ってきた返事は、

Delivery Status Notification (Failure)



This is an automatically generated Delivery Status Notification. Delivery to the following recipients failed.

***@***.jp



というお返事。もー、なんやねんな。きもち悪い。
僕の返事がオザナリだったからなのかな。

もしかすると、ここを相手が覗くかもしれないから、転載します。許可取りたいところですが、見てたら事後承諾でお願いします。M(__)M

以下がその送られてきたメール。

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sub:関係図を知った時は悲しくてしかたありま;$s$G$7$?!#


from: ●●●● <***@***.jp>
Thu, 8 Nov 2007 00:41:18 +0900

最近人権問題に興味をもち
さまざまな人権問題のニュースなどや報告書・事例を見るようになったのですが

少々このウトロ問題に関して疑問を持ちました。
(解釈まちがっているかもしれませんが・・・)
戦前、ウトロ地区は「日本国際航空工業(株)」が所有
 ↓
終戦後、日本国際航空工業(株)はいろいろと社名を変え後に、
日産自動車と資本提携、現在は日産車体(株)となる。※ウトロ地区には終戦後、行く当ての無くなった朝鮮人労働者が勝手に住み着いていた。(GHQは故郷の朝鮮半島に帰るよう指示するが拒否した人々)居座り続ける在日に、日産車体(株)は土地譲渡を提案。ウトロ自治会長平山氏に約3億円で売却。平山氏、有限会社西日本殖産を設立。西日本殖産に4億4500万円で転売。その後平山氏は逃亡(?)。西日本殖産、ウトロ住人に立ち退きを要求。訴訟へ。こういう流れの中、なぜかウトロ住人日産車体に抗議。
(この場合は、元ウトロ自治会長の平山氏に抗議をするのが普通なのでは?)マスコミを巻き込んで大騒ぎ。立ち退き裁判は住人側全面敗訴。しかし住人立ち退かず。(何度やっても勝てないので、今度は韓国や国連人権委に助力を求める。)2004年1月29日西日本殖産、井上マサミ氏に約3億円で売却。2005年5月 井上マサミ氏、韓国政府に5億5千万でウトロ譲渡を提示井上氏から元ウトロ自治会長が作った会社西日本殖産に土地所有権が戻ったわけですね。
えっと。。。
最初に土地を所有した元ウトロ自治会長とその後に土地を所有していた井上マサミ氏
双方とも、ウトロの皆さんと同じ在日の方・・・
これはどうみても皆さんの同胞・在日朝鮮人どうしの内輪もめではないのでしょうか?
土地の所有はウトロの皆さんに所有権が戻ったっという形なのですが
これまで裁判で勝てないのは、
当然、「訴える相手が」まったくの筋違いだったっというですね^-^;

内輪もめを政府の責任に擦り付けようとしているってことになるんでしょうか><
当初この問題を知り、裁判のたびに関心を持ち注視し、色々なBBSで擁護していただけに
この関係図を知った時はかなり呆気にとられてしまいました。
(しかも、不法に。。。だったとは・・・)

内輪もめでしかも戦後の混乱の際、統治していたGHQの命令を無視し居座っているのに
水道処理などを政府に要望とは・・・
その費用は国民の税金です・・・
皆さんは税金とか納めていますか?
毎日働いて、税金納めるのが大変なのに・・・
ただでさえ、消費税がアップするっという状況なのに。。。

皆さんの処遇は日本国民として曾祖父の時代のことにせよ戦争に責任を感じています。
しかし、不法に居座った挙句に税金で暮らしを楽にしてくれって・・・
どんだけたかるんですか!
一市民の気持ちも考えてください。

(以前、地形調査かなにかにきた人たちを追い返したそうですが・・・
あれって、水道とかをひく処理の前準備調査なのしってましたか?)
日本にも、ホームレスがたくさんいるのをご存知ですか?
介護補助を受けなければいけないお年寄りが、税金節約のために自己負担額が増えて介護福祉がうけられないのを
知っていますか?
日本は豊かだとか金持ちだから、もっとお金をだせ!
っと言われているために、先進国のこの日本で餓死しているひとがいるのを知っていますか?
皆さんの生活には多くの人たちの税金が使われています。
「私達は被害者だから、補償をうけるのは当然だ!」
「被害者だから(優しくされるのは)当然だ!」
「すべて当然の権利!」
と、思っていませんか?
良質の生活・楽しい人生・良好な人間関係は与えてもらえるものではありません。
自分で切り開き・築いていくものではないでしょうか?

そうしていけば、
自身が困難な時、自然と周囲から手が差し伸べられるものだと思います。
簡単いえば気持ちの問題です。
国籍が違っても、人種が違っても、言葉が通じなくても・・・年齢が・性別が違っても
「差別をもたず」・「明るく」・「善良な気持ち」で接すれば友達になれるはずです。

若輩者が年上の皆様に色々とわかったような事を言った非礼をお詫びします。

生活環境を整えるのでしたら、
政府機関や地方政治機関を訴えるたり、
妙な人権団体や民間団体より企業のコンサルタントなど企業とかに陳情するのもいいと思いますよ。
すばらしい環境を作れば、企業としても宣伝になりますからね!
裁判を起こしても、イザコザばかりで例え勝ったとしても気持ち重いですし・・・

ウトロが早く自立し、地域に溶け込むようお祈りしております。
-----


というもの。

僕の返事は↓

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Re:
Fri, 09 Nov 2007 17:46:02 +0900


  ↓青ひょん@京都ウトロのweb設置者


  メールありがとうございます。

  僕は
  ウトロのウェブ
  http://www007.upp.so-net.ne.jp/aohyon/frame.html
  http://utoro.blogspot.com/
  辺りの設置者です。

  頂いたメールは町内会、事務局サイドへ転送いたしました。


-----


  以下、私見ですが、少しだけコメントします。


On Thu, 8 Nov 2007 00:41:18 +0900
●●●● 氏 <***@***.jp> wrote:
To:

》最近人権問題に興味をもち
》さまざまな人権問題のニュースなどや報告書・
》事例を見るようになったのですが
》少々このウトロ問題に関して疑問を持ちました。
》(解釈まちがっているかもしれませんが・・・)


  あなたが書かれた(?)内容が、
  あなたの認識そのものであるとするならば、
  語り口の端々に見える「上から目線」とでも言うのか
  乱暴な視線は、
  ネットでよく見かける「無責任」な言説と
  似ているように感じました。

  また、
  発言が、他者の発言のコピペを重ねた内容であるとするなら、
  その動機というか、憤りそのものの存在は、僕も認識できますが、
  それについて僕は何も言うことはありません。

  とりあえず、あなたの発言部分と他者のコピペの違いが
  非常に判りづらい(というか判らない)ので、
  判るように表現しただけると、読むほうとすれば助かります。

  もし、引用の表現の方法がわからないというのであれば
  その旨おっしゃってください。




》戦前、ウトロ地区は「日本国際航空工業(株)」が所有
》 ↓
》終戦後、日本国際航空工業(株)はいろいろと社名を変え後に、
》日産自動車と資本提携、現在は日産車体(株)となる。
》※ウトロ地区には終戦後、行く当ての無くなった朝鮮人労働者が
》勝手に住み着いていた。
》(GHQは故郷の朝鮮半島に帰るよう指示するが拒否した人々)
》居座り続ける在日に、
》日産車体(株)は土地譲渡を提案。ウトロ自治会長平山氏に約3億円で売却。
》平山氏、有限会社西日本殖産を設立。西日本殖産に4億4500万円で転売。
》その後平山氏は逃亡(?)。西日本殖産、ウトロ住人に立ち退きを要求。
》訴訟へ。こういう流れの中、なぜかウトロ住人日産車体に抗議。
》(この場合は、元ウトロ自治会長の平山氏に抗議をするのが普通なのでは?)
》マスコミを巻き込んで大騒ぎ。立ち退き裁判は住人側全面敗訴。
》しかし住人立ち退かず。
》(何度やっても勝てないので、今度は韓国や国連人権委に助力を求める。)
》2004年1月29日西日本殖産、井上マサミ氏に約3億円で売却。
》2005年5月 井上マサミ氏、韓国政府に5億5千万でウトロ譲渡を提示


  この辺のイライラする感じの物言いは、あなたの発言では無く、
  他人の発言のコピペですね? ネットで流通してるものですね。

  内容に関して思うのは、

  大きな部分は、「それが事実として認識されても別に構わない」
  と僕は思います。住民の多数が「そんなことはない。違う!」
  と怒らはるでしょうが。

  いくつもポイントはあるようですが、ご存知無い人同士で
  話してみても仕方が無いので、まず一点だけ。


》なぜかウトロ住人日産車体に抗議。

  なぜあなたが疑問に思うのか判らない。

  国土法がらみの話もありますし、
  少なくとも平山、日産車体の担当者、京都府担当者は、事前に
  「事情」をつかんでいたでしょう。事情を知っていながら、
  「なるようになるのを当事者として見ていた」
  各人が責められて、何がおかしいのでしょうか?

  一方の当事者である住民たちが、平山、日産車体、行政などに
  呪詛を述べて怒るのは、別に理不尽なことではありませんねぇ。

  日産車体の担当者の裁判での陳述は読みましたか?

  僕がもしも、当時の日産車体の不良債権(ウトロの土地)を
  整理する担当者であったとして、
  平山が書類的に(後ろ盾を含む)、売買交渉相手としてOK
  と判断されたとしても、

  ヤバすぎるから、僕なら、密室で話を進めることは
  しなかったですね、、。

  上司が悪かったのか、担当者はお気の毒です、、。




》最初に土地を所有した元ウトロ自治会長とその後に土地を
》所有していた井上マサミ氏
》双方とも、ウトロの皆さんと同じ在日の方・・・
》これはどうみても皆さんの同胞・在日朝鮮人どうしの
》内輪もめではないのでしょうか?
》土地の所有はウトロの皆さんに所有権が戻ったっという形なのですが
》これまで裁判で勝てないのは、
》当然、「訴える相手が」まったくの筋違いだったっというですね^-^;


  訴えるとは??

  ウトロ住民は訴えられこそしても、訴えるという状況に
  いたっていませんが、どういうことをコピペ元?の方は
  おっしゃられているのでしょうか?

  司法的にというわけではないのかな。
  裁判とか言うてるし、、、。

  元暴力団員井上マサミは、最初から胡散くさかったですね。
  西日本殖産のご老体が監禁されたときはびっくりしました。

  えっと、登場人物が在日朝鮮人であることと、
  筋違いとかは何の関係があるのでしょうか?

  ここ日本では外国籍、外国にルーツを持つ人間は
  枠外なので、しゃべるな!出てくるな!
  ということですか?

  ということであれば、僕も韓国籍なので、
  容赦くださいませ。

  「内輪もめ」という言葉を聞くと、
  その言葉を使う人の「内輪」がどこにあるのか
  わかりますね。あなたの「内輪」は「日本人」なのですか?
  当然、僕なんかは、その内輪に含まれていないわけだ。



》内輪もめを政府の責任に擦り付けようとしているってことになるんでしょうか><
》当初この問題を知り、裁判のたびに関心を持ち注視し、色々なBBSで擁護していただけに


  「内輪もめ」というのは、同じ国籍や民族ルーツのことを
  指しているのでしょうか? 

  えっと、僕が韓国籍という時点で、あなたとの議論には
  ふさわしくないでしょうから、端的に。

  何人であろうと、日本国内において、批判される人は批判されるし
  ほめられる人は誉めらます。捕まる人は捕まるでしょう。
  相手が日本政府であろうと無かろうと。

  そういうことでは無いんですか?

  BBSで擁護というお話ですが、
  どう「擁護」したのか、参照先、urlを教えてください。




》この関係図を知った時はかなり呆気にとられてしまいました。
》(しかも、不法に。。。だったとは・・・)


  ?
  不法という部分は何を指しますか?

  もしも、「日本人」が「朝鮮人」相手に地上げしてたならば、
  日本人であるあなたは「胸が痛む」が、
  「朝鮮人」が「朝鮮人」相手に地上げしていたならば、
  呆気にとられて擁護する気にならない、、
  ということなら、

  そういうメンタリティが存在することは理解しますが、
  オカド違いですねぇ、、。
  最初に擁護された気持ちに個人的に申し訳ない気分です。



》内輪もめでしかも戦後の混乱の際、統治していたGHQの命令を無視し居座っているのに
》水道処理などを政府に要望とは・・・
》その費用は国民の税金です・・・
》皆さんは税金とか納めていますか?
》毎日働いて、税金納めるのが大変なのに・・・
》ただでさえ、消費税がアップするっという状況なのに。。。


  GHQの命令?に対する状況を余りご存知ないのでしょうか?
  せめて、NHK右派的な認識でも結構ですが、
  やりたくてもできない層がウトロにたくさんいた事情を
  想像してください。

  水道処理とは何を指しますか?
  水道本管を二項道路扱いの道路に設置願いすることの、
  何が問題??

  国民の税金と簡単に書かれていますが、
  国民ではない僕の税金も当然含まれていますね。

  上記で書いたメンタリティな方のお使いになる「国民」
  という言葉は、国民でない者からは、非常に「薄い言い回し」
  に映ります。

  消費税がアップするのは、あなたも僕も、ウトロ住民も
  同じでしょうね。

  また、土地オーナーの西日本殖産が不払いであった固定資産税も
  新たな土地売却の際に整理されそうですね。



》皆さんの処遇は日本国民として曾祖父の時代のことにせよ戦争に責任を感じています。
》しかし、不法に居座った挙句に税金で暮らしを楽にしてくれって・・・
》どんだけたかるんですか!
》一市民の気持ちも考えてください。

  もう少し整理されてから、話をしてください。
  僕にとってはあなたの言い分は、今のウトロの状況と
  ちょっとズレてます。



》(以前、地形調査かなにかにきた人たちを追い返したそうですが・・・
》あれって、水道とかをひく処理の前準備調査なのしってましたか?)

  何をおっしゃているのか「わかりません」
  即答すれば「しりません」

  しってますか?と言われていますが、
  何を「しっていますか?」と言われているのか
  よくわかりません。

  あなたはその、以前、地形調査に来たという調査員自身なのでしょうか?

  水道をひく調査は、いつ、誰がどのように指示して、誰が下請けで
  行って、どう調査内容がまとめられるのかという過程を、
  僕もその一端を存じていますが、

  あなたは「しってましたか?」



》日本にも、ホームレスがたくさんいるのをご存知ですか?
》介護補助を受けなければいけないお年寄りが、税金節約のために自己負担額が増えて介護福祉がうけられないのを
》知っていますか?

  「日本にも」というときに、あなたの中には、日本国籍以外の者は
  いないんでしたっけ?

  あなたが言ってる内容は、あなたにも僕にもウトロ住民にも当てはまっております。

  僕は、野宿者や福祉の現場の大変さを理解できていないでしょう。
  それらに携わる友人たちの話は大変心を動かされます。
  いったい、あなたは何を知ってるんでしたっけ?
  ぜひ、あなたの知ってることを教えてください


》日本は豊かだとか金持ちだから、もっとお金をだせ!
》っと言われているために、先進国のこの日本で餓死しているひとがいるのを知っていますか?


  九州での署名活動にも応えましたが、
  みなさん大変です。
  なぜ、あなたは、それを引き合いにだして、憤っているのですか?
  ウトロ住民に対して、なぜ??
  また、ここで言うことでもありませんが、
  僕には餓死した少し遠い知り合いがおりますが、
  あなたは、一体何を知っているのですか?
  ぜひ、教えてください!


》皆さんの生活には多くの人たちの税金が使われています。
》「私達は被害者だから、補償をうけるのは当然だ!」
》「被害者だから(優しくされるのは)当然だ!」
》「すべて当然の権利!」
》と、思っていませんか?


  さぁ。

  ウトロに来て、直接ご本人に聞いてごらんなさいな。

  ちなみに、僕は、誰かの被害者だからとか、当然の権利だとか
  言うほうも言われるほうも、
  どちらにもかかわりたくありません。今までもこれからも。

  あなたの(あなたのコピペの)意気揚々さも、
  ずいぶん鼻につくし、げんなりしてきました。

  税金税金って、あなたは(コピペ元の主は)、
  さぞかし、僕よりも多い税金を納められているんでしょうねぇ。
  税金を収める額が多いか少ないかにすっかり夢中なのですねぇ。
  そういう気持ち悪いことを言う政治屋もいますからねぇ。



》良質の生活・楽しい人生・良好な人間関係は与えてもらえるものではありません。
》自分で切り開き・築いていくものではないでしょうか?



  皆さんそうですね。僕も、ウトロ住民も、あなたもです。
  あなたが、このメールで、または、今後、どのように
  ”良質な”それらを築いていくのか、楽しみにしています。
  僕は(もしくは住民は)、あなたの啓発セミナな説教を必要としません。
  ただ、「何か言ってやりたい」という気持ちは
  ありがたく頂戴しておきます。



》そうしていけば、
》自身が困難な時、自然と周囲から手が差し伸べられるものだと思います。
》簡単いえば気持ちの問題です。
》国籍が違っても、人種が違っても、言葉が通じなくても・・・年齢が・性別が違っても
》「差別をもたず」・「明るく」・「善良な気持ち」で接すれば友達になれるはずです。

》若輩者が年上の皆様に色々とわかったような事を言った非礼をお詫びします。


  メールを住民サイド、事務局サイドへ送ったからといって、
  「友達になれる」
  ような簡単な仕組みはありませんよ。

  国籍が違っても、人種が違っても、言葉が通じなくても、、、
  というのは、全て、マジョリティな言い分ですね。

  日本人じゃなくて、日本語が読み書きできなくて、もぉ余命も少ないであろう
  ウトロの一世たちと友達になろうとするなら、
  こんなメール出してる場合じゃないですよね。

  あなたは、その「相手の気持ち」というのを
  どうやって知ろうとしているのですか?

  あなたの何が非礼であったのかはよく判りませんが、
  非礼をわびるまえに、その当事者たちとどのような話をしたかったのか、
  相手に何を伝えようと思ったのか、
  その辺りが疑問です。コピペはいらんので、
  そこのボリュームを増やしてください。
  ぜひ、もう少し言葉を重ねて教えてください



》生活環境を整えるのでしたら、
》政府機関や地方政治機関を訴えるたり、
》妙な人権団体や民間団体より企業のコンサルタントなど企業とかに陳情するのもいいと思いますよ。
》すばらしい環境を作れば、企業としても宣伝になりますからね!
》裁判を起こしても、イザコザばかりで例え勝ったとしても気持ち重いですし・・・


  妙な人権団体とはだれのことですか?
  あなたが紹介する有望なコンサルって誰ですか?

  すばらしい環境づくりに関するアドバイスありがとうございます。
  この辺りがあなたの伝えたい内容ですか??


  さいごに、

  裁判を起こしてもといっても、
  ウトロ住民は裁判を起こしていません、、、。



》ウトロが早く自立し、地域に溶け込むようお祈りしております。



  ありがとうございます。

  あなたは「(簡単に言えば)気持ちの問題です」とおっしゃった。
  あなたの「気持ち」というのを、また、聞かせてください。


青ひょん
http://aohyon.blogspot.com/




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-----

追記:青ひょん(2008.07.24)

「メールを出した本人が辿り着くかもしれない」という目的も達したかもしれませんし、「マナー違反」というコメントも頂いたので、当初のフィードでは公開していた差出人の名前?を伏せました。

2007年11月9日金曜日

[news] ウトロ町内会にポンと4千万円寄付

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071107-00000047-kyt-l26

京都新聞ネットニュースより 2007.11.07

ウトロ町内会にポンと4千万円寄付
「東京の李」 名乗る男性



 在日韓国・朝鮮人が多く住む京都府宇治市伊勢田町ウトロ地区のウトロ町内会は7日、在日一世の匿名男性から現金4000万円の寄付を同日受けた、と発表した。「東京の李」とのみ名乗る男性が、町内会が現在進める地区内の土地買い取りの資金にと持参したといい、住民たちは同胞からの大きな善意に驚いている。

 町内会によると、男性は7日午前11時ごろウトロ地区を訪れ、面会した金教一会長ら町内会役員3人に「東京に一世の集まりがあり、30人からカンパが集まった。受け取っていただきたい」と現金を手渡した。

 役員たちが驚き、理由を尋ねると、男性は「同胞のため、少しでも足しに」と答え、「(土地問題が)全面解決したら30人の氏名を明かします」と述べて帰った。80歳前後で、九州なまりのたどたどしい日本語で、京都市内に親戚がいると話していた、という。

 ウトロ地区では約20年にわたり、地権者から住民が立ち退きを迫られるなどの土地問題を抱えており、10月27日に住民側が地区東半分を買い取る契約を結んだばかり。5億円のうち約4億4000万円は韓国政府の支援金や募金でめどが立っていたが、6000万円が不足していた。

 ウトロ町内会は、寄付金を住民が設立した中間法人で預かり、購入資金をはじめ今後のまちづくりに使う。金会長は「戦後、苦労されてきた一世の方とすぐ分かった。同胞を思う気持ちに感激している。大切に使いたい」と話している。


発信者:吉田

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青ひょん
 ええんか?ほんまにええんか^^;?

2007年11月6日火曜日

[news] 京都・ウトロ問題 韓国政府が3.8億円一括支援へ/MBSニュース

http://www.mbs.jp/news/kansai_GE071106133800061634.shtml
<動画> http://www.mbs.jp/news/kansai_asx/GE071106133800061634.asx

京都・ウトロ問題 韓国政府が3.8億円一括支援へ


(11/06 16:44)

 在日韓国人らが立ち退きを迫られている京都府宇治市の通称「ウトロ地区」に対して、韓国政府が、土地の買収費用としておよそ3億8,000万円を一括支援することになりました。

 ウトロ地区では、戦時中、飛行場の建設に携わった朝鮮半島出身の労働者らおよそ200人が暮らしています。

 韓国政府は先月15日、ウトロ地区で強制退去を迫られている在日韓国人らを支援するため、来年度と2009年度に分けておよそ2億円ずつを計上する予算案を国会に提出しました。

 しかし、土地の買収をより確実に行うため一括支出すべきだとの指摘が国会側から出され、2度に分けず30億ウォンおよそ3億8,000万円を一括支援する予算案を6日、委員会全体会議で可決しました。

 この案には与野党とも賛成していて、年内にも本会議で正式に支援が決まる見通しです。

 すでに地権者からおよそ5億円で土地を買い取る契約が成立していて、不足分は支援組織の募金およそ6,700万円などでまかなう予定です。


次は16日の予算委員会、そして本会議の日程で審議が続くそうです。今回は小委員会での可決です。京都新聞朝刊・読売新聞朝刊に掲載されています。
--------
吉田

2007年11月5日月曜日

[転載] ウトロから。最近の報道です。 /斉藤

ウトロを守る会の斉藤です。 ウトロ問題はいま、ちょうど峠にあります。長い間深い井戸の中にいる気分でしたが、やっと丸い空に希望の明かりが見えたという状況でしょうか。これからいい方向に転がっていけば、局面は大きく変わります。いろいろ説明しにくい状況が一方ではありますが、出来るだけ情報を共有するために、日本や韓国のマスコミの報道などを紹介します。重複の方はご容赦ください。

韓国国会の予算委員会は、いま08年度予算の審議をしていますが、この中にウトロ支援の15億ウオンが含まれています。韓国政府は09年度にも15億ウオンを計上する方針ですが、韓国の市民団体は30億ウオンの一括支払いを求めて、最後の要求運動をしています(勿論ウトロにとっては一括がありがたい)。今週はじめには予算案は可決されて、結論が出る予定です。ウトロ住民は固唾を呑んでこれを見守っています。

また、これに連動して、日本政府・地方自治体の動きが活発化しています。

最初に、京都新聞の記事です。京都府の姿勢も(やっと、いい方向に)対応が変化してきています。ウトロ町内会と守る会はいま、京都府に要請ハガキを送る運動をしており、すでに200通が届きました。引き続き、みなさんのご支援をお願いします。



次に、今週はじめにウトロに来ていた、韓国SBS(テレビ)の報道です。

1) 日本の中の韓国、ウトロの村問題解決手順 (SBS)

8ニュース
アンカー
日帝時代に強制徴用で引っ張られていった[訳注 誤り]在日同胞が、集団居住している日本の京都のウトロの問題が、やっと解決の糸口をつかみました。京都現地からユン・チュンホ特派員が伝えてきました。

記者 6千坪余りの土地に在日同胞203人が住んでいる日本の中の韓国、ウトロ。当初、日本政府所有であった[訳注 : 誤り、当時の所有者は日産車体]この土地が1987年民間企業へ渡るとともに、居住民と土地所有企業の間の葛藤が始まりました。

再開発を理由に退去を強要する土地所有企業に対抗し、僑胞たちは居住権の保障を掲げて、20余年闘ってきました。

先月27日の町の住民たちは、現在住んでいる地域の半分の3千坪余りを購入する売買契約を締結しました。政府の支援金30億ウォンと国内の民間団体の募金などで、地価42億ウォンを充当できるようになったからです。

今回の売買契約締結で、60余年間ここを居住の地に開拓しながら住んできた約2百名の住民たちは、ウトロでの追放や強制撤去の恐怖からひとまず抜け出せることになりました。

ウトロの住民たちは、今回の売買契約を喜んでいますが、心配も少なくありません。

金君子(キム・グンジャ、80) /ウトロ住民: 私たちが安心して住むように、日本がしてくれても罪になりません。私たちがどんなに苦労して生きてきたかを知ってほしいのです..

政府がウトロ住民たちに土地購入の金を醵出するのは、他の海外同胞に対する支援と公平性の問題があるという指摘が続いており、政府が約束した30億ウォンが実現されるのかが注目されます。

--------
斎藤正樹

2007年10月26日金曜日

[news] 山田府知事 ウトロ問題 国に支援要望

府知事も私見を述べるところまで、、、、。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007102500042&genre=A2&area=K00
Kyoto Shimbun

京都市長選 3極に懸念
山田知事 ウトロ問題 国に支援要望


2007年10月25日(木)

 京都府の山田啓二知事は24日、京都市上京区の府庁で定例会見を開いた。来年2月にも予定される京都市長選について、「国で対決しているから京都市政でも、というのは地方分権からすれば筋違い。国の争いを持ち込むのはやめていただきたい」と述べ、国政の与野党対決を当てはめた3極選挙などには否定的な考えを示した。

 山田知事は、自民、民主、公明の与党が候補を1本化し、共産党と争う2極選挙が望ましいとの明言は避けたが、「国の対決構造が持ち込まれれば典型的な中央集権になる」との懸念を示し、「(引退する)桝本頼兼市長の志を引き継ぐ人を応援したい。府市協調が進まぬ事態になることは避けたい」との考えを明らかにした。

 また在日韓国・朝鮮人が多く住む宇治市伊勢田町ウトロ地区の土地問題について、「政府にも人道的見地から特別な支援を求めたい」と述べ、宇治市と協議し、国に支援を要望するとした。

 山田知事は、韓国政府がウトロ地区の土地買収に約3億8500万円を資金援助する方針を示したことを受け「韓国政府が出てきて、今までとまったく違う局面を迎えた」との認識を示した。

 その上で、公営住宅の建設や既存住宅の建て替えなどを例に挙げ「この問題を考えた場合の特別枠や補助率のかさ上げができないか。戦後処理の問題ではなく、人道的見地から支援を考える余地がある」と述べた。

2007年10月22日月曜日

10.21報告1、ウトロアピール(動画)



動画は住民、ウトロを守る会によるアピールの内容です。アピールで触れ、会場に配った「要請ハガキ」内容は以下の通り。印刷用の pdf ファイルは最下段に貼りました。


はがき(表と裏)




-----
追記 青ひょん /2007.10.23

「このビデオは見れません」などと表示が出ることがあるみたい。すんません

  1. MSN ビデオ(日本語ページ)だと今のところ見れない(?)のでリンクを貼る際、「mkt=en-us」 US で宜しくとクエリ渡しておく。(そのうち対応されるのでしょうが。)

    × 「http://video.msn.com/video.aspx?mkt=ja-jp&vid=hogehoge」
    「http://video.msn.com/video.aspx?mkt=en-us&vid=hogehoge」

    どうせ書くなら「mkt%3den%2dus」など、自前でエンコードしとくのが無難? よくわからない(RFC2396)

  2. 一度、USページ(http://video.msn.com/video.aspx?mkt=en-us)にアクセスすればいい?

  3. 面倒なので、まだしばらく youtube にしておくという手も。




kyoto utoro appeal 20071021(youtube)


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個人的な日記は↓に書きました。



2007年10月18日木曜日

[転載] 10・21反戦共同行動でアピール /斉藤

斉藤さんから、「10・21反戦共同行動イン京都」でのアピールについてメールをもらう。内容よりも丁寧な言葉使いにビビった(笑い そういうモードなんか??



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Date: Wed, 17 Oct 2007 22:08:55 +0900
from: 斉藤

「 最近のウトロの動きは新聞などでご覧になったと思いますが、韓国からの援助を追い風として、日本政府、京都府、宇治市にウトロでの住環境整備事業(公営住宅を含む)の実施をせまる闘いが、最も重要な課題となっています。10月21日(日)午後、住民と守る会は京都円山公園野外音楽堂の反戦集会に参加して、壇上から5分間アピールし、京都府知事あてハガキを参加者に配ります。これに協力いただけませんか?集会は1時からですが、4時ごろにウトロの出番です。」



へぇ、10・21反戦共同行動って、ごっつい大所帯になってたんやなぁ。僕は、何年参加してなかったんやろ。ライブは「パンタ、まーちゃんバンド、趙博、友部正人」とな。おっさんら頑張ってんねんから、僕もがんばらなぁ、、と妙な安堵感。

お、、講演は「雨宮処凛、岡真理」とな。超売れっ子雨宮処凛。元気やなぁ。 blog 読んでるだけですが。

っていうか、その日、昔の保育園のレクの日やん! ついでに10・21国際反戦デーは僕と妻の結婚記念日。とほほ、、、

2007年10月17日水曜日

関西国際空港~京都ウトロ まとめ (How to go to Kyoto Utoro)





複数のルートがあります



「関空まで来たが京都のウトロへどう行くねん?」という人向けの資料です。使える部分だけでもどうぞ。(2007年10月時点の情報)

便利な地図サービスは複数ありますが、「google transit(*1)」で説明します。





図のように「関西国際空港」「京都 ウトロ」で検索すると↓


【追記:青ひょん(2008.05.07)】
以前と検索結果が違ったことに気付いたので、最下部参照のこと↓




4コース表示されます。それぞれ、2時間前後かかります。

  1. 「京都周り、特急、高い、簡単」コース
    1: 12:16pm - 1:59pm (1 hour 43 mins)
    3,780円 1 transfer

  2. 省略


  3. 「奈良周り、安い、難しい」コース
    3: 12:10pm - 2:11pm (2 hours 1 min)
    1,760円 3 transfers

  4. 「京都周り、バス、簡単?」コース
    4: 12:05pm - 2:13pm (2 hours 8 mins)
    2,130円 2 transfers



※価格は概算と考えて下さい。タクシー代は含まれません。
※ 4 は大阪行きバスですが、京都行きバスもあります。

初めてなら、1(特急)か4(バス)、慣れてきたら3(安い)の「乗り継ぎ」も楽しいでしょう。

大まかなところで上記のような別ルートがあるのですが、それぞれ追求すると安かったり簡単になるので、下記に補足します。次の「初めて・簡単」だけで良い気もしますが^^;

-----

初めて・簡単(特急、バスなどで京都へ)



「関西国際空港(kan-ku)」
   ↓ map. http://www.kansai-airport.or.jp/
   ↓
   ↓

  • 特急なら乗り換え無し
    「JR特急はるか」
    (3,490円 75分)

  • バスでもOK(or大阪駅までの便もある)
    「空港リムジンバス」
    (2,300円 105分)

    関西空港(8番のりば 旅客ターミナル1階中央付近)
    ~京都駅八条口
    http://www.okkbus.co.jp/

   ↓
   ↓
「京都(kyoto)」
   ↓ map. http://www.kyoto-station-building.co.jp/
   ↓
   ↓

  • 近鉄京都線に乗り換えます。
    「近鉄京都線急行」奈良・天理・橿原神宮前行
    (290円 16分)

    少し判りにくいですが、近鉄はJR京都駅の南隣、2階です。

   ↓
   ↓
「大久保(okubo)」
   ↓
   ↓

  • タクシー or 徒歩
    あと少しです。
    「大久保駅」からはタクシーを利用しましょう。タクシー乗場は、駅東側です。「ウトロまで」と。
    徒歩だと30分かかります。

    各駅停車しか停まりませんが、隣の「伊勢田駅」からだと徒歩10分です。以下の地図を参考に。

   ↓
   ↓
「ウトロ(utoro)」


ウトロ周辺地図


-----

乗り継ぎを楽しもう



「関西国際空港(kan-ku)」
   ↓ map. http://www.kansai-airport.or.jp/
   ↓
   ↓

  • 「JR特急はるか」を利用するよりも、「南海空港線ラピート系」で天王寺方面へ出るほうが安いです。ただし、鶴橋方面へ出るのに少し面倒です。以下は、リムジンバスより電車派の場合で、尚かつ「特急料金払わない系」で紹介します。


  • 「南海空港線・空港急行」
    890円 47分
       ↓
       ↓
       「新今宮でJR環状線に乗り換え」
       ↓
       ↓
    JR環状線(kanjo-sen)

       ↓(160円 12分
       ↓
       ↓
       「鶴橋へ」
       (新今宮から天王寺方面は、割りに待たされる。)


  • 「JR関空快速」
    1030円 51分
       ↓
       ↓
       「天王寺でJR環状線に乗り換え」
       ↓
       ↓
    JR環状線(kanjo-sen)

       ↓(120円 6分
       ↓
       ↓
       「鶴橋へ」


   ↓
   ↓
「鶴橋(turuhashi)」
   ↓
   ↓

  • JR環状線から近鉄奈良線に乗換えます。
    「近鉄奈良線・急行」近鉄奈良・西大寺方面行き
    (- 26分)

   ↓
   ↓
「大和西大寺(yamato-saidaiji)」
   ↓
   ↓

  • 近鉄奈良線から近鉄京都線に乗換えます。
    「近鉄京都線・急行」京都方面行き
    (- 21分)

   ↓
   ↓
「大久保(okubo)」
   ↓
   ↓

  • 急行から各駅停車(or準急)に乗換えます。
    「近鉄京都線・各駅停車(or準急)」京都方面行き
    (- 1分)
    (鶴橋~伊勢田730円)


   ↓
   ↓
「伊勢田(iseda)」
   ↓
   ↓

  • 西へ徒歩10分。ウトロ周辺地図を参考に。
   ↓
   ↓
「ウトロ(utoro)」


-----

最後に、「町内会・守る会サイドへ一報入れてから」いらして下さいねー。
不明な点は、ここで言うてください。

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(*1)<http://www.google.com/transit

google transit, map には幾つか入口があるのですが、なんとなく「.com」が無難です。(よく判りませんが、Google Japan、Korea、in English を行き来する間に訳が判らなくなっても、落ち着いて「.com」に行くと上手くいく場合あり)。

google map は日々進化してまして、検索できない場合があります。そういう時は transit から。




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【追記:青ひょん(2008/05/07】

当時と検索結果が違ってたので(ウトロまで誘導されなくなった)、

「関西国際空港」から
「日本京都府宇治市伊勢田町ウトロ51」まで


までで、表示させてみます。


大きな地図で見る

↑大久保駅から徒歩となりますが、「大久保駅からタクシー」若しくは、伊勢田駅から徒歩が良いです。大久保駅から歩くのは骨が折れる。


大きな地図で見る

伊勢田駅からの道中は↑の感じ。

[news] 今月中に売買契約。売買合意受けウトロ町内会が会見

これからが大変だなぁ、、、とはいえ、落としどころが定まってきたねぇ。一安心して、、、いいんかな?、、、


http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200710160048.html
朝日.com

住民、今月中に売買契約へ 韓国に感謝


2007年10月16日

 戦時中の飛行場建設に携わった在日韓国・朝鮮人らが住む京都府宇治市のウトロ地区の住民が地権者に立ち退きを求められた問題で、韓国政府が住民側への支援を決めたことを受け、ウトロ町内会は16日、同地区で記者会見を開いた。金教一会長は「住民が路頭に迷う危機が避けられた。韓国国民や支援者に感謝したい。(地権者と)今月中に売買契約を交わしたい」と述べた。

 住民側は地権者の「西日本殖産」(大阪市)から、地区の東半分(約1万500平方メートル)を5億円で買収。費用は韓国政府が支援する予定の30億ウォン(約3億8千万円)と韓国の支援団体の募金約5億ウォン(約6400万円)を充て、不足分はさらに募金をするという。

 韓国の超党派の「ウトロを考える国会議員の会」の李光●代表は16日、朝日新聞の取材に「韓国政府は同様の問題を抱える他の地域との公平性などを理由に腰が重かったが、居住権確保の緊急性についてようやく一定の理解を示した」と述べた。支援金の計上が08、09年度に各15億ウォンとされているが、「支払期限が迫っているので、来年度予算で30億ウォンになるよう働きかけたい」と述べた。

(●は「吉吉」で一文字)

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http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200710070009.html
朝日.com

「土地買収は東半分」
売買合意受けウトロ町内会が会見


2007年10月07日

 京都府宇治市のウトロ地区に戦時中から住む在日韓国・朝鮮人らが立ち退きを迫られていた問題で、地権者の不動産会社と住民側との間で土地の半分約1万500平方メートルを5億円で売買する合意ができたのを受け、65世帯でつくるウトロ町内会の代表が7日、記者会見を開いた。売買の対象が地区の東半分になることや、すでに住民の大半が同意していることを明らかにした。

 厳明夫(オム・ミョンブ)副会長(53)は「(土地購入に必要な)韓国政府からの支援は決まっていない」としつつ、「解決の糸口が見えてきたことは感慨深い」と話した。「高齢者や生活保護世帯が住む場所を確保することが譲れない一線だ」と述べ、韓国政府の支援の実現を待ちながら、京都府や宇治市に公営住宅建設を柱にした住環境の整備をより強く求めていく考えも示した。

2007年10月15日月曜日

[転載] ウトロ住民支援『国関与に期待』京都知事 /斉藤

以下、斉藤さんより。

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とてもいいニュースです。国・京都府・宇治市の中で、要の京都府がへこんでいたのですから、ここがポイントです。

10・21円山野音実行委員会の準備会合に、これから参加します。前日の20日(土)1時から、ウトロ・フィールドワークをします。案内は私(斉藤)です。

京都府知事の定例会見での発言です。

毎日新聞(2007.10.13)

ウトロ住民支援『国関与に期待』京都知事



戦時中から在日コリアンが土地の所有権がないまま京都府宇治市のウトロ地区に住み続けている問題で山田啓二・府知事は12日、定例会見で『日本政府がどうするかという話だ。街づくりという面では国土交通省が出る話』と述べ、国としての取り組みに期待感を示した。

住民は立ち退きの危機に直面しているが、7日に住民らが『土地所有者の西日本殖産(大阪市)から地区の東半分(約1万500平方メートル)を5億円で購入する基本合意が成立した』と発表。 韓国政府も支援に前向きな姿勢を 見せているとされ、山田知事はこうした流れを受けて日本政府の関与を促したとみられる。 山田知事は、『国、京都府、宇治市、地区で連携できるか探っていけたらと思う』とも述べたが、会見後には再度『国が出ていくべき問題』と強調した。(椋田佳代)


2007年10月10日水曜日

ウトロの行き方 (to UTORO) 1


「ウトロのホームページを見ていたら思いついたことですけれど も、実は、ウトロ国際対策会議のHPの方に「関西空港からウト ロへの行き方」についての問い合わせが相当ありまして、先日 は、「これだけ知名度があるのに、地図を載せてほしい」とい う要請を直接うけることになりました。

それで、あおひょんさんの方で、もし可能でしたら簡単な行き 方を示す地図を作っていただけないでしょうか。こちらではち ょっと無理なような気がしまして。ハングルへの翻訳などこち らでできることはしようと思っています。」

from Jeewon さん



そうだよな。関空からウトロなんて、どうやって説明すればいいんだよー! だな。また時間つくってまとめるとして、google map のメモを貼っておきます。

---------------------------------------------------------------

** from kansai-airport to UTORO



- kansai-airport -> iseda Sta.-
http://tinyurl.com/2ajf4f

- iseda Sta. -> utoro
http://tinyurl.com/249o8z

* by google transit (http://www.google.co.jp/transit)
---------------------------------------------------------------


はじめて日本に来た人に、乗り換え乗り換えで近鉄西大寺周りを勧めるのはあかんよなぁ。やっぱり京都までサクっと行って近鉄かなぁ。バスがあるんだっけか、、。

その他
* by yahooJapan transit
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
- kansai-airport -> kyoto Sta. -> iseda Sta.-
http://tinyurl.com/38z4wx
(route2 3780Yen)

- kansai-airport -> saidaiji Sta. -> iseda Sta.-
http://tinyurl.com/38muv3
(route1 2190Yen)


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[追記]青ひょん 2007.10.17
関西国際空港~京都ウトロ まとめ (How to go to Kyoto Utoro) に、
まとめ・改訂版をつくったので、そちらを参考にどうぞ。

2007年10月7日日曜日

[news] 土地半分住民側に売却 地権者5億円で合意 京都ウトロ

おぉ、決まったのか! 新聞で知る。

http://www.asahi.com/national/update/1006/OSK200710060107.html
朝日.com

京都・宇治のウトロ地区 5億円で住民に半分売却へ


2007年10月07日16時51分

戦時中に飛行場建設に携わった在日韓国・朝鮮人らが住んできたが、立ち退きを迫られていた京都府宇治市のウトロ地区で、土地を所有する不動産会社「西日本殖産」(大阪市北区)が、ほぼ半分の土地約3200坪(約1万500平方メートル)を住民側へ5億円で売却することで合意した。韓国の支援団体によると、韓国政府も支援に前向きという。約20年にわたる紛争は、いつ立ち退きの強制執行をされてもおかしくない状況だった住民らが住み続けられる形で、決着へ動き出した。

 合意は9月29日付。西日本殖産の代表者や弁護士らが韓国へ出向き、住民を支援する韓国の約40団体でつくる「ウトロ国際対策会議」と合意書を交わした。住民代表も立ち会った。西日本殖産は合意に基づき、住民らが近く設立する組織(中間法人)へ5億円で売却する方針で、地区内のどこを売却するかなどを今後協議していく。残る土地についても合意では、協議の間は第三者への売却や立ち退きの強制執行はせず、住民が公営住宅建設を求めている京都府や宇治市の対応を見守るとしている。

 ウトロ地区は戦時中の国策会社から土地を引き継いだ日産車体が個人に売却し、その後、西日本殖産が取得した。同社は89年、「不法占拠だ」として住民たちに土地の明け渡しを求めて京都地裁に提訴。住民側は歴史的経緯への配慮や、20年以上暮らしたことでの民法上の「時効取得」を訴えたが、00年に最高裁で敗訴が確定した。

 ウトロ町内会は昨年5月、土地を一括して買い取る方針を決定。同社と交渉を重ねてきたが、住民だけでは合意するだけの資金が用意できなかった。韓国で約6000万円の募金を集めていた同会議が交渉期限の9月から、交渉に加わった。同会議は韓国政府にも支援を要請。同政府も前向きの姿勢を示したとして、西日本殖産は合意に応じた。

 同会議のペ・ジウォンさんは「当面の立ち退きを回避し、解決への道筋を一歩前へ進めることができた。韓国政府の支援実現へ気を抜かずに頑張りたい」と話した。

 西日本殖産は「今は詳細を話せない」としている。


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http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200710070365.html
中国新聞

住民側に土地半分を売却 京都・ウトロ、5億円で


'07/10/7

 京都府宇治市のウトロ地区で在日韓国・朝鮮人ら約二百人が立ち退きを迫られている問題で、土地を所有する不動産会社「西日本殖産」(大阪市北区)が、住民側に土地の半分約一万五百平方メートルを売却することで合意していたことが七日、分かった。

 ウトロ町内会によると、韓国の支援組織「ウトロ国際対策会議」(ソウル)と同社が九月二十九日に合意書を交わし、売却額は五億円。費用は同会議が集めた募金などを充て、韓国政府も支援を検討しているという。

 合意では、ウトロの土地約二万千平方メートルの東半分について、住民が近く設立する中間法人に売却。西半分も当面は転売や強制執行はせず、行政や住民の対応を見守る。住民は土地取得後、京都府や宇治市に公営住宅の建設などを求めるという。

 町内会の厳明夫(げん・あきお)副会長は「地区には高齢者や生活保護の受給者が多くおり、少なくとも彼らの住む場所が確保できた。解決の糸口が見えてうれしい」と話していた。

 ウトロ地区は、戦時中に軍用飛行場建設に従事した韓国・朝鮮人らが定住。その後土地を所有した西日本殖産が土地明け渡しを求め提訴、二〇〇〇年に最高裁で住民側の敗訴が確定した。町内会は土地の買い取り交渉を進めていたが、資金不足で難航していた。


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http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2007/10/16/20071016ddf001040004000c.html
毎日新聞 2007年10月16日 大阪夕刊

国交省が支援検討
来年度予算化、住宅建設中心に



 戦時中から多くの在日コリアンが土地所有権のないまま住み続けてきた京都府宇治市・ウトロ地区住民の支援問題で、国土交通省が地元自治体からの要請を前提に住宅地区改良事業を中心とした具体的な支援策を検討していることが16日、分かった。08年度中に予算化する方向で内容を詰める。

 この問題では韓国政府が15日、土地買い取り資金として15億ウォン(約1億9200万円)を拠出する議案を国会に提案しており、住民の希望する公営住宅建設が実現に向けて大きく動き出した。

 ウトロ地区に在日コリアンが定住したのは、戦時中の軍用飛行場建設に朝鮮人労働者が従事したのがきっかけ。こうした経緯から戦後補償問題を抱える外務省が動きづらく、国交省が対応することになったとみられる。

 韓国政府の土地買い取り支援の動きについても「織り込み済み」(国交省幹部)としていることから、住民側が購入を予定している地区東側を中心に事業計画が進むとみられる。

 在日コリアンの集住地域を巡っては、空港拡張工事に従事した朝鮮人労働者が国有地に長年定住するなど、ウトロと似た環境にあった兵庫県伊丹市・中村地区について、国交省が地元自治体と協力の上、隣接地に建設した市営住宅への集団移転を主導した実績がある。

2007年9月27日木曜日

[news] 在日コリアンも含めた在外国民の参政権

 今年6月、韓国の憲法裁判所は、在外国民の選挙権を制限する 公職選挙法関連規定は違憲であるとし、日本・米国・カナダ永住権 者らが提起した憲法訴願で、「憲法不合致」との判断を下しました。 これにより遅くとも2008年12月までに関連法律が改正されて、在日 コリアンも含めて、在外国民の参政権が認められる見通しです。  こうした状況の中で、在日コリアン社会においてこの問題をどのよ うに考えるべきかをテーマにして下記の通り公開シンポジウムを開 催します。皆様のご参加をお待ちしています。

【 日 時 】2007年10月6日(土)午後6時30分 開始
【 場 所 】アピオ大阪(JR環状線・地下鉄「森ノ宮駅」下車)
http://www.apio-osaka.or.jp/access/index.htm
【 資料代 】700円
【報告内容】

  1. 「人口動態、準拠法、外登法上の国籍表示の意味について」
    林範夫さん(NPO法人コリア人権生活協会副会長・弁護士)

  2. 「在外国民参政権をめぐる憲法裁判所判決の意味」
    李建雨さん(祖国参政市民連帯日本側幹事)

  3. 「これからの在日コリアンの法的地位と政治参加」
    朴炳閏さん(ハン民族問題研究所・コリアNGOセンター顧問)

【主 催】
(特活)コリアNGOセンター、NPO法人コリア人権生活協会
在日コリアン青年連合(KEY)

【連絡先】(特活)コリアNGOセンター
TEL 06-6978-7676 FAX 06-6978-7686
E-mail center@korea-ngo.org
URL http://korea-ngo.org


ごっつい気になるなぁ。韓国国内の選挙権、、、別にいらんなぁ。
よく判っていないところで「別にいらん」って言うてしも、未だエエ状況なのかが気になる。

2007年9月19日水曜日

[news] 韓国. 宗教的兵役拒否者に代替服務許容が決定

【宗教的兵役拒否者に代替服務許容が決定】 宗教的または良心的な事由で入営を忌避する人々に、早ければ2009年から代替 服務が許容される。

政府高位関係者は18日「宗教的な事由などで入営を忌避する人々に、軍隊の代わ りに他の方法で兵役を履行するようにする代替服務を許容することにした」とし 「(これによって)来年まで兵役法と社会福祉関連法令、郷土防衛軍設置法などを改 正する」と明らかにした。

また「兵役履行という国民の義務と少数人権保護を合理的に調整し、兵役拒否雰囲 気の拡散防止のための安全装置を講ずるという次元で、宗教的兵役拒否者たちの代替 服務地を最も難度が高い部門で選定する」と述べた。これにより全南小鹿島(チョン ナム・ソロクト)のハンセン病院、慶南馬山(キョンナム・マサン)の結核病院、ソ ウルと羅州、春川、公州などの精神病院など9つの国立特殊病院と全国200にわた る高齢者専門療養施設などが宗教的兵役拒否者たちの代替服務対象地として検討され ているということだ。

特に宗教的兵役拒否者たちの代替服務期間は現役兵の2倍である36カ月に確定さ れた。これは共益勤務要員など一般社会服務要員の服務期間より14カ月長い。現役 兵と一般社会服務要員たちの服務期間は2014年までそれぞれ18カ月、22カ月 に短縮される。

政府は代替服務を希望する宗教的兵役拒否者たちに対して法曹界と学界、社会団体 関係者などで別途の資格判定委員会を構成、該当の宗教団体証拠書類と当事者面談な どを通じて対象者を選定する計画だ。

代替服務者たちは全国11の地方兵務庁の社会服務管理センター要員たちが常時見 張ることになる。政府高位関係者は「もし対象者に選定されてからそれが偽りだった とわかった場合、また服務機関で不誠実に勤務した場合、代替服務対象から除いて刑 事処罰する案も検討するなど服務管理を徹底的に行う」と話している。

宗教的兵役拒否者は2002年826人、2003年565人、2004年756 人、2005年831人、2006年783人など、3千761人で、5年間、年平 均752人にのぼる。このうち特定宗教信者は3729人だ。

国家人権委員会は2005年12月26日、良心的兵役拒否権を憲法と国際規約上 「良心の自由」の保護範囲内にあるとし、国会議長と国防部長官に代替服務制度を取 り入れるように勧告していた。

2007.09.18 12:30:15



そういう流れがあるのを認識してませんでした。となると、色々提案できそうだなぁ。

2007年9月15日土曜日

[image] まちづくり催し9/9(日)写真報告






宴もタケナワ


ウトロ玄関
4年ほど前に並べなおしたタテ看板
「そろそろ、雰囲気もアレやしタテ看やめよかぁ」とかの話が出てるようで、
なくなる前に記念撮影
僕が13年前に作った2代目トビダシ君の姿は見えず。


自衛隊駐屯地との境界。
とんでもなく木が生い茂ってしまったねぇ。




ウトロ広場。


町内会、備品置場。

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ジャグラー、ラッパーなピン芸人の兄ちゃん。
歌聴いて、想像してたよりも感動した(失礼)。
がんばれよ!、おれもがんばるわ
って、ちょっと思った
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地主サイドとの協議。毎週住民集会、値段交渉期限を伸ばし伸ばし、、。な、緊張する日々が続いているとのことです。

2007年9月12日水曜日

[news] 韓国の支援者も訪れて激励 ウトロ土地問題

Rakutai On The Web 2007年9月11日

韓国の支援者も訪れて激励
ウトロ土地問題
まちづくり事業実施に熱い期待



在日韓国・朝鮮人が暮らす宇治市伊勢田町のウトロ町内会(金教一会長、65世帯200人)とウトロを守る会による「町づくり実現!、ウトロ集会」が9日、隣接する城南勤労者福祉会館で開かれ、韓国のNPO関係者や学生ら約130人が住民の生活に不可欠な住環境改善事業の早期実施を国や府、市に求めていくことを申し合わせた。

 金町内会長のあいさつで始まった集いでは、厳明夫副会長が9月末を交渉期限にしている土地所有者との交渉経過、府や宇治市への要望活動などをふまえ「行政への要望を最重点に、土地の一括買取に向けた努力との二つの方針を並行して立てながら取り組みを進めたい」と、町内会の基本方針を説明。

 「府から(要望書への)返答をもらう中で最善の努力をしたい」とし、まちづくり事業に対する行政側の理解に望みを託した。

 韓国のNPO団体ウトロ国際対策会議からはペ・ジオン、ペ・ドッコの2人の共同事務局長があいさつに立った。

 ペ・ジオンさんは韓国政府に対する働きかけやインターネットを通したウトロ問題の情報発信、9月中に予定する韓国内での取り組みをふまえ、「政府やメディアに対してもウトロ問題に積極的に対処するよう求めている」と、本国での取り組みの一端を紹介。  ペ・ドッコさんも「よい知らせを住民にもたらすことができるよう、努力します」と連帯のあいさつ。

 日本での指紋押捺拒否で有罪判決を受け、1990年にウトロで開いた国際平和フォーラムINウトロにも参加したアメリカ人のロバート・リケットさん(62)=和光大学教授=がゼミ学生と一緒に参加し、植民地主義や帝国主義に関わる民族的な偏見などをふまえたウトロの歴史性などについて紹介。

 アジアの居住権問題や国際反差別運動に詳しい研究者がウトロ問題の背景に迫った。【岡本幸一】


洛南タイムス ニュース
http://www.rakutai.jp/doc/2007/09/11/016.html


2007年9月1日土曜日

[news] ウトロ町内会:「公営住宅建設を」 府へ要望書提出

ウトロ町内会:「公営住宅建設を」 府へ要望書提出 /京都

 在日コリアンが多く住む宇治市伊勢田町の「ウトロ地区」のウトロ町内会(金教一会長)は30日、上京区の府庁を訪れ、地区の新たな街づくり事業の実施や、地区内に公営住宅の建設などを求める山田啓二知事あての要望書を提出した。

 同町内会の役員3人と、韓国民団と朝鮮総連の在日同胞組織の京都関係者計6人が訪問。同町内会によると、地権者である大阪市の不動産会社との交渉が金額的に大きな隔たりがあることや、交渉期限が9月末と切迫している状況などを説明。対応した府の勝見彰・総務部次長は、早急に府としての見解を示すと回答したという。

 要望書提出後に会見した厳明夫・同町内会副会長(53)は「地権者との土地の一括買い取り交渉と並行し、住環境の改善を行政に積極的に働きかけていきたい」と話した。【新宮達】

毎日新聞 2007年8月31日

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070831ddlk26040500000c.html

2007年8月26日日曜日

ウトロ.まちづくり催し9/9(日)

斉藤さんwrote:

強制立ち退き反対!まちづくり実現!ウトロ集会

日時  9月9日(日)午後1時半から5時まで
場所  宇治市伊勢田町ウトロ(京都府城南勤労者福祉会館3F)
主催  ウトロ町内会・ウトロを守る会 

挨拶・経過報告  ウトロ町内会
挨拶       ウトロ問題国際対策会議(ソウル)
討論 司会    ウトロを守る会


ウトロ町内会は、従来から土地所有者である西日本殖産と土地の買い取り協議を重ねてきましたが、西日本殖産の主張と住民の間には大きな差があり実現は遠のきました。西日本殖産は期限(7月末、のち8月末)を切って、住民側が解決案を示せない場合、他に転売する準備に入ると回答してきています。万一、他に転売された場合は「強制立ち退き」が現実に近づくと予想されます。

住民代表は7月に、韓国政府に支援の要請を行いましたが、韓国は大統領選挙前の情勢で全体に動きが止まっています。住民と守る会は日本政府(外務省、国土交通省、京都府、宇治市)に、重ねて「まちづくり事業」の実施による救済をもとめて、要求行動をしています。また、この事態に対処するため、住民は内部の意見をまとめる努力を8月中、続けてきました。

今後は、京都府、宇治市との行政交渉をともに闘い、西日本殖産と話し合いを継続しながら、実現可能なウトロ再生プランを改めて作成して、住民・土地所有者・行政の3者の話し合いを実現していきましょう。強制立ち退きかウトロ「まち再生」か、わたしたちはいま大きな岐路に立たされています。

10時半から12時半まで フィールドワーク(地域案内)ウトロ広場集合
5時半ごろから、焼肉交流会があります。参加費実費


2007年5月14日月曜日

[転載] 学習会(6月24日)のお知らせです。/斎藤正樹

斉藤はんからのお知らせ

みなさんお元気でしょうか。ウトロの斎藤です。 学習会(6月24日)のお知らせです。

 ウトロ集落は長年、強制立ち退きに苦しんできました。最近は韓国政府から支援の動きがあり(韓国国会で審議中)、これに連動して「日本政府、地方自治体も何とかしろ」という運動を、住民は行なっています。 しかし、問題は金銭だけでなく(これも重要ですが)、住民コミュニティの維持再生、周囲との共生です。韓国にも社会的に排除された地域があり、ここのコミュニティ・ワーク活動と連携したいと考えています。  私が参加する日本居住福祉学会は中国・韓国の学会と連携しており、今年10月にソウルで国際居住問題会議が予定されています。それに参加するプレ企画をかねて、ウトロで下記の集会を持ちます。みなさんの参加を呼びかけます。  ソウルにある不良住宅密集地域は、チョッパン(韓国語で「狭い部屋」の意味。非合法簡易宿泊所)と呼ばれています。日本語では「ドヤ」が近いでしょうか。その一つは、パゴダ公園の裏側にあります。写真で見ると中は迷路のようです。ウトロより都市の中にあるので川崎市の池上町が近いでしょうか。 今回はウトロなど在日集落とも比較して、人間が生きるための居住の権利について、共に考えたいと思います。ウトロは梅雨時期になると、周辺の公共水路があふれ、すぐに床下浸水をします。いつも同じ家です。小雨でもフィールドワークをします。私がご案内します
企画内容

日本・中国・韓国居住問題国際会議(2007・10、ソウル)参加プレ企画。 学習会「ウトロ地域のまちづくりと社会的排除(差別)」

日時  6月24日(日)午後1時から5時 場所  京都府宇治市伊勢田町ウトロ(会場 京都府城南勤労者福祉会館3F。0774-46-0780)(京都駅から近鉄で20分、伊勢田駅より西にまっすぐ徒歩8分、看板左折すぐ) 主催  ウトロ町内会・ウトロを守る会 参加費 500円 ウトロとは地名です。在日韓国・朝鮮人60世帯、200人が住んでいます。戦時中の京都飛行場建設工事に半強制的に動員された朝鮮人労働者の飯場跡です。2000年の強制立ち退きを命じる(最高裁)司法決定後も、住民はそのまま住み続けています。周囲の日本人と共生してこの土地で安心して暮らしたいと願い、住民は新たなまちづくりを計画して、日本政府や地方自治体に要望しています。韓国からも支援の声が届いています。しかし、日本社会の見えない壁(社会的排除)の前に、住民の願いは阻まれたままです。 報告1 全泓奎(ジョン・ホンギュ)さん(日本福祉大学COE主任研究員。同大学院国際社会開発研究科非常勤講師、工学博士) 「韓国の条件不利地域における社会的排除と居住福祉」 報告2 本岡拓哉さん(日本学術振興会特別研究員、大阪市立大学大学院、地理学専攻) 「戦後、在日朝鮮人集落の形成と解体、そして地域再生にむけて」 報告3 鄭弼溶(チョン・ピリョン)さん(神戸大学大学院、建築学専攻) 「ウトロのまち、再生プラン案」 挨拶、経過報告と討論  ウトロ町内会、守る会。 集会後日没まで、ウトロ地域内のフィールドワーク、住民との交流会を予定しています。小雨決行。参加費実費。 連絡先 ウトロ町内会・ウトロを守る会(FAX 0774-44-8500) (コーディネイター 斎藤正樹まで masaki-saitou1021@lemon.plala.or.jp) ------- 斎藤正樹

2007年5月1日火曜日

[news] 韓国国内. 戸籍簿の代わりに家族関係登録簿作る

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=86965&servcode=200§code=200

中央日報 Japanese JoongAngIlbo 2007.04.28 12:58:06

戸籍簿の代わりに家族関係登録簿作る…国会、50法案成立



(部分) 国会は27日、本会議を開いて既存の戸籍簿の代わりに国民個人別に家族関係登録簿を作成する内容の家族関係登録などに関する法律制定案など、56の法律案を成立した。また国民投票権者の年齢を現行20歳から19歳に下げる内容の国民投票法改正案も成立した。
(中略)
◆家族関係登録法(訂正)=戸籍部を廃止して個人別に登録基準地によって家族関係登録簿を作成し、基本証明、婚姻証明、養子縁組証明、家族証明など個別証明書の発給を受けられるようにする
(中略)
チェ・ビョンゴン記者


しまった。流れがわからん。日本からの窓口業務的にはどうなるんだろうなぁ。

2007年4月18日水曜日

会長とアジメ、韓国行き続き

会見できたらしい。良かった良かった。 地下の食堂でアジメらと会ったらしいヨンミにレポート聞いた。

척급정 취당계 배의탈정 "' 당주 석윤 고척' 척수식 함헌 호박척 증함" 금말 " 고척 숙박성 시폐 절가 채선세 4 상식성 폐구 천채아 주거배 잡 의" 성 추언매함. 당주 석윤 고척 리임가충정 7 상식척주환 척 가충정 관주 상긍신 저척 천수폐 가충척함. 박선 상긍급척 2 상식성 하라 메구미매일, 구 요로이 긍왜관단아 5 탐환식성 걸가매함.
ウトロ問題の解決には「「土地の一括買い取り」以外には方法が無い」と、「買い取り実現のための資金不足分 4 億円を、韓国政府が支援してくれるよう」願い入れた。土地の一括買い取り目標金額は 7 億円だが、この金額は住民側が提示した金額だ。 住民たちは 2 億円を用意するとし(?)、韓国国内民間団体が 5 千万円を募金した。
ん?合ってる?

2007年4月16日月曜日

韓国行き

町内会長一行、ソウルへ。 たたき台はなんとか送った。

[news] 「土地交渉解決には、行政が担保を」

http://www.rakutai.jp/doc/2007/03/14/024.html

Rakutai On The Web 2007年3月14日

「土地交渉解決には、行政が担保を」

ウトロのまちづくり、市姿勢で質す

宇治市会予算委

「地域内格差大きく、買い取り進まない」

宇治市議会予算特別委員会(井出弘委員長)は13日、総務部と健康福祉部の部局審査を行った。昨年9月、最高裁でウトロ地区の土地所有権を巡る裁判が決着し、所有権が確定した所有者と町内会が土地の買い取りに向けた話し合いの準備を進める一方、町内会は地区再生のまちづくりプランづくりを急いでいるが、市のまちづくり支援について対応を求めるとともに、「まちづくり支援に対し、行政の担保がないと、土地問題の決着は図れない」と、公営住宅の整備や住環境の改善など前向きのプランを地元に示すよう求めた。池内光宏、西川博司委員らが質問した。  市は「土地問題で所有者と地域が円満に解決し、国や府との協議も踏まえて対応する」とのウトロのまちづくり上の支援へのスタンスを取っている。答弁で、川端副市長は「市がまちづくりへの絵を描くことで、(土地買収交渉の)取引の中でどのような影響が出るのか、理解をして欲しい」と答弁。当事者間で用地交渉中のため「慎重に見定めた上で実態調査に乗り出す」と、事情を説明した。  質疑の中で委員からは「地元は公営住宅の整備やコミュニティ施設、福祉施設など西宇治地域全体で使える施設作りを求めている」との指摘や「所得格差、高齢化、無年金者もいるなど地域内格差が大きく、こんな状態の中で土地問題の解決はしない。国や府、市がどうするのかとの考えがないと、まちづくりは解決しない。行政として実態調査し、行政として何ができるのかを国、府と論議する事が必要。きれいごとでは前に進まない」と、池内委員が対応を求めた。  所有者と地元の用地交渉では、金額面で相当の開きが依然あるものと見られている。  向野憲一委員も、関連質問のなかで、戦後補償の問題を指摘。「国において、協議に乗るよう詰めるべきだ」と厳しい口調で、対応を求めた。

2007年4月14日土曜日

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01. 2007.01 02. 2007.01 03. 2007.04

2007年4月7日土曜日

[image] oldMapImage 台風一過

oldMapImage 台風一過

2007年3月22日木曜日

[news] 韓国の支援組織へ ウトロ町内会町まちづくり案

http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007032000026&genre=C4&area=K20&mp=

Kyoto Shimbun 2007年3月20日(火)

韓国の支援組織へ

ウトロ町内会町まちづくり案

 在日韓国・朝鮮人が暮らせるまちづくりを協議するため訪韓していた宇京都府治市伊勢田町ウトロ地区の町内会と支援団体「ウトロを守る会」は、4月中旬までにまちづくりの事業計画案を韓国の支援組織に提出する。韓国政府に具体的な支援策を求める上でのたたき台とする。両会の役員らが19日、明らかにした。  町内会とウトロを守る会のメンバー計5人は、今月9日から11日にかけてソウルを訪れ、韓国の民間支援組織「ウトロ国際対策会議」と土地問題の現状や支援のあり方について話し合った。  韓国側からの要望で、ウトロ住民たちが買い取り後を想定して作成中の土地利用計画案を、まず支援組織に送ることになった。  韓国外交通商部の担当者が昨夏にウトロを訪れた際、何らかの支援をする意向を示すとともに、住民に早急にプランをまとめるよう求めていた。  町内会は昨秋以来、土地の一括買い取りを目指して土地所有者の西日本殖産と金額交渉を進めているが、難航している。