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Rakutai On The Web 2007年9月11日
韓国の支援者も訪れて激励
ウトロ土地問題
まちづくり事業実施に熱い期待
在日韓国・朝鮮人が暮らす宇治市伊勢田町のウトロ町内会(金教一会長、65世帯200人)とウトロを守る会による「町づくり実現!、ウトロ集会」が9日、隣接する城南勤労者福祉会館で開かれ、韓国のNPO関係者や学生ら約130人が住民の生活に不可欠な住環境改善事業の早期実施を国や府、市に求めていくことを申し合わせた。
金町内会長のあいさつで始まった集いでは、厳明夫副会長が9月末を交渉期限にしている土地所有者との交渉経過、府や宇治市への要望活動などをふまえ「行政への要望を最重点に、土地の一括買取に向けた努力との二つの方針を並行して立てながら取り組みを進めたい」と、町内会の基本方針を説明。
「府から(要望書への)返答をもらう中で最善の努力をしたい」とし、まちづくり事業に対する行政側の理解に望みを託した。
韓国のNPO団体ウトロ国際対策会議からはペ・ジオン、ペ・ドッコの2人の共同事務局長があいさつに立った。
ペ・ジオンさんは韓国政府に対する働きかけやインターネットを通したウトロ問題の情報発信、9月中に予定する韓国内での取り組みをふまえ、「政府やメディアに対してもウトロ問題に積極的に対処するよう求めている」と、本国での取り組みの一端を紹介。
ペ・ドッコさんも「よい知らせを住民にもたらすことができるよう、努力します」と連帯のあいさつ。
日本での指紋押捺拒否で有罪判決を受け、1990年にウトロで開いた国際平和フォーラムINウトロにも参加したアメリカ人のロバート・リケットさん(62)=和光大学教授=がゼミ学生と一緒に参加し、植民地主義や帝国主義に関わる民族的な偏見などをふまえたウトロの歴史性などについて紹介。
アジアの居住権問題や国際反差別運動に詳しい研究者がウトロ問題の背景に迫った。【岡本幸一】
洛南タイムス ニュース
http://www.rakutai.jp/doc/2007/09/11/016.html
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/青ひょん