[news] 東九条、大津で公営住宅など視察/城南新報
あぁ、行きたかった。
少しは絵が描けてきたのでしょうか!? (だれが^^;?)
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城南新報 2008.05.27
東九条、大津で公営住宅など視察
複合的施設の現状学ぶ
ウトロ住民、「まちづくり」への一歩
在日コリアンが多く暮らす宇治市伊勢田町ウトロ地区の住民たちが25日、滋賀県大津市と京都府南区東九条にある高齢者福祉施設併設「公営住宅」を訪れ、住民が共生する複合型施設の現状や地域コミュニティを学んだ。「モデルケース」としている2施設の視察を通じ、新たなウトロのまちづくりを思い描いた。
ウトロ町内会(金教一会長)は、まちづくり計画の重要項目の一つとして、高齢者が入居できる公営住宅の建設を掲げている。高齢者福祉施設が併設された公営住宅の利点を学び、将来のまちづくりの参考にしようと、同町内会が主催し、住民ら約50人が参加した。東九条地区の公営住宅への視察は、06年に続き2回目。
この日一行は、滋賀県大津市になる穴太団地の「唐崎デイサービスセンター」と、東九条市営住宅の「東九条のぞみの園」に足を運んだ。このうち、東九条地区にある東九条市営住宅(79戸)は、1階にショートステイやデイサービス、相談コーナーなどを兼ね備えた総合福祉施設「東九条のぞみの園」、2階から6階にはシルバーハウジング30戸を含むマンションタイプの同市営住宅が合築された複合施設。在日コリアンが多い同地区では1980年代末に地上げが横行し、居住権確保に向けて住民たちが京都市と交渉を重ねて公営住宅建設に結びついた経緯、福祉サービスの利用状況などを施設職員が説明し、「(介護保険の限界は)地域の力と施設の力を合わせてどのようにすればよいか考え、取り組むことが大切」などとネットワークづくりをアドバイスした。
このほか、園内の機能回復訓練室や浴室、市営住宅にある中庭の見学もあり、地域と一体になってコミュニティを築く福祉施設の利点に、参加者たちは熱心に見入っていた。
同町内会の厳明夫副会長は「公共福祉がどのようなものか実際に見て、学ぶことで、住民に将来どのような施設を作りたいか、という抱負が具体化できた。今後の事業展開に生かしたい」と話した。
ウトロ地区の土地問題では昨年、地権者と住民側でちくの東半分約1万500平方メートルを売買する契約が締結され、解決への光が差し込んだ。また、昨年末には国、京都府、宇治市の三者で構成する「ウトロ築住環境改善検討委員会」が発足、今年2月末には同協議会による初の実態調査も行なわれ、新たなまちづくりに向けて住民たちの機運が盛り上がっている。
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/青ひょん