2010年11月9日火曜日

[news] 水を考える南山城の会、防災を考える市民の会など、ウトロ伊勢田地区の排水路ワークショップ

防災を考える市民の会(志岐常正京大名誉教授)による「ウトロ・西宇治歳下水路フィールドワーク」も11/30日に開かれました。広大な自衛隊敷地の雨水はウトロサイドへは流れ込まず水路を西へ流れているが、ウトロの水上(東側)側からの水流はどないもならんな、など。

土地問題は今年度中に新たな段階へ進みたいところ。

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市街地の水路事情を点検
水を考える南山城の会
伊勢田地区をフィールドワーク
/Rakutai On The Web 2009年11月26日


http://www.rakutai.jp/doc/2009/11/26/019.html

◆…水を考える南山城の会(岡本恒美代表、会員約50人)が23日、宇治市の伊勢田地区の排水路をフィールドワーク。地元の人の案内で水路の規模や構造、護岸形態、水害の有無などについて調べた。
◆…同会は合成洗剤による琵琶湖や河川汚染が社会問題となったのを契機に1984年に発足。宇治川、木津川などの水環境の改善に向けた活動を展開し、環境講座や学習会のほか宇治市内での廃食油の定点回収や石けん利用の推進などの活動を実践してきた。
◆…昨年から活動を再開し、府の地域力再生プロジェクト支援事業を活用した「宇治のわき水・地下水」をテーマに湧き水、地下水(井戸)調査や地下水と人々の暮らしのつながりについての聞き取り調査などを展開。その成果を「再発見、宇治の湧き水・地下水」(A4判42頁)として冊子にまとめている。
◆…今年度は中宇治地域を主な活動のフィールドに中小河川の観察や影響調査を実施しており、夏場に宇治川左岸の白川浜から「もみじ谷」と呼ばれている白山神社ふもとまでの寺川フィールドワークを実施している。
◆…伊勢田地区のフィールドワークはその第3弾で企画。宇治川に流入する中小河川の暗渠(あんきょ)探索を含めた水路状況を調べ、暮らしと水について調べた地図作りを進める一環として実施した。
◆…朝からの調査には約25人が参加し、宇治市議で伊勢田連合町内会長の西川博司さん、ウトロ町内会副会長の厳本明夫さんが水害常襲地のウトロ地区内を流れる西宇治都市下水路や川幅の拡張工事に着手した井川(一級河川)に通じる地区内の水路など約20ヵ所を案内。護岸や河床形態、水路の幅、深さ、水深、水害履歴、暗渠・開渠の種別などをチェックシートに書き込んだ。
◆…参加者の中にはウトロ地区を初めて訪れた人もおり、戦中の飛行場建設のためになだらかな勾配状の土を削り取られ、現在のような低地となったウトロの地形の説明を興味深く聞き入った。
◆…フィールドワークを主催した南山城の会では「水路の護岸や河床形態の違いが水質にどのような影響があるかを探るため、今回実施できなかった水質調査なども実施していきたい」と話していた。【岡本幸一】

 

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/青ひょん