2008年2月29日金曜日

[news] 実態調査開始  府と宇治市 住環境整備策で/京都新聞など

2日間で、調査員4人で70軒??
大変すぎるー、ただでさえ面倒な物件やのに、気の毒すぎる、、、^^;

成果物が早ぅ見たいです。

町内会長も高齢者が増えてると話してはるね。
僕もこないだのTV放送見ても感じたけれど、ここ10年で、めっさ高齢化すすんでる気がする。体感的に。
最近、ウトロとベッタリ付き合えてないが故にそう思うのかな、、。

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http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20080229k0000m070151000c.html

記者の目:在日コリアンが暮らすウトロ地区=新宮達


毎日新聞 2008年2月29日 0時09分

(略)

そんな状況の中で、ウトロの住民は日本人にも支援を呼びかけて新たな募金活動を展開し、賛同した人々もいる。国土交通省と京都府と宇治市も「ウトロ地区住環境改善検討協議会」を設立、日本側も行政主導で土地買い取り後の町づくりに向けて動き出している。

 だが、2月20日までに、府に寄せられたメールや電話25件のほとんどは反対意見だ。「裁判で決着がついたのに、なぜいまさら民間同士の土地問題に税金を投入するのか」といった意見を中心に、「日本の責任」を強調する韓国側へのアレルギーが垣間見える。

 ウトロ住民の中には、「父母らが強制的に連れてこられた」という人がいる。一方で、彼らは日本側の支援がなければ解決に向けて前進しないことも知っている。「責任問題」にふたをする必要はないが、ウトロ地区形成の経緯を踏まえ、同じ日本に暮らす人間として、彼らを長年の苦難から一刻も早く解放することだ。まずは感情のわだかまりを越えて、募金への協力と町づくりへのスピードアップを図るべきだ。(学研・宇治支局)

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http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news002813.html

ウトロ地区、初の調査開始――京都府・宇治市


日経ネット関西版 - 2008.02.28

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http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200802280038.html

ウトロ地区に初の実態調査 京都府と宇治市が戸別訪問


朝日新聞 - 2008.02.28

 戦時中の飛行場建設にかかわった在日韓国・朝鮮人らが住み、住環境の整備が遅れている京都府宇治市のウトロ地区で28日、行政による初の実態調査が始まった。住民らによる土地半分の買い取りにも道筋がつき、地区の新たなまちづくりに向けた第一歩となる。

 同地区は国勢調査も行われてこなかった。府と同市の職員4人が、町内会役員らの案内で午前9時半から各戸を訪問。事前に配布していた家族構成、住み始めた時期、上下水道の整備状況などの調査票を回収しながら、住民らに「雨水が住宅へ浸水したことはありますか」などと聞いた。

 同地区は約2万1千平方メートル。土地の権利は戦後、国策会社から民間に引き継がれた。04年の住民支援者の調査では65世帯、約200人が暮らしているとされる。

 住民らは昨年10月、韓国政府などの支援表明を受けて、地権者から土地の半分を買い取る契約を締結。行政に対し公営住宅の建設など住環境整備を求め、国や府などでつくる「ウトロ地区住環境改善検討協議会」が調査を決めた。

 ウトロ町内会の金教一(キム・キョイル)会長は「高齢者が増え、1世の男性はもういなくなった。できるだけ早くまちづくりを進めてほしい」と話した。

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http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008022800079&genre=A2&area=K20

ウトロ、実態調査開始
府と宇治市 住環境整備策で


京都新聞 - 2008.02.28

調査票をもとに質問に答える住民(左)=宇治市伊勢田町ウトロ地区

 宇治市伊勢田町ウトロ地区の土地問題で、国、京都府、宇治市でつくる「住環境改善検討協議会」は28日、行政による初の地区実態調査を始めた。府と市の職員4人が午前9時半から、在日韓国・朝鮮人らの住民と事業主を戸別訪問し、居住歴や家屋の浸水被害の有無などを調べた。

 調査は、協議会が公的住宅建設などの住環境整備策を検討する基礎情報を得るのが目的で、民家、事業所合わせて約70軒を対象に2日間の日程で始めた。

 住民らには事前に▽居住開始時期▽飛行場建設に従事した人の有無-など15項目についての調査票を配布してあり、職員は、調査票を回収するとともに、要望などの聞き取りをした。建設業などの事業所では、建物の所有状況や住み込み従業員の有無などを尋ねる調査票を集めた。地区内の空き家も調査した。

 住民からは「地区を整備することになっても、父の代から使っている井戸は公園などに残してもらいたい」との声が出た。協議会は、早ければ3月中にも結果をまとめ、次回以降の議論に生かしたいとしている。

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YTN

일본 정부, 우토로 마을 첫 실태조사



http://ytn.co.kr/_ln/0104_200802291749082448

2008年2月26日火曜日

[news] 京都・ウトロ同胞支援募金運動 青年、学生らが先頭で/朝鮮新報

総連サイドの若い人、募金活動とのこと。
民団サイドでは、、、、、、、むつかしいんだろうねぇ。

携帯電話用ホームページ

うーん、url わからんなぁ。

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http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2008/01/0801j0225-00001.htm
[朝鮮新報 2008.2.25]

京都・ウトロ同胞支援募金運動 青年、学生らが先頭で



既報のように、総連京都府本部では「ウトロ同胞支援募金運動」を広範に展開している。「ウトロ同胞支援募金運動」は、日帝の植民地政策により強制連行された同胞たちの賠償問題、過去の清算問題の一環であり、同胞たちの生存権を守るためのたたかいだ。現在、京都の青年、学生らが同胞の生活を守るためこの運動の先頭に立っている。

 京都では、以前から若い世代の団体がウトロ支援事業を展開してきた。2005年8月15日、ウトロで行われた行事では、朝青、留学同、「韓青」「韓学同」が賛同する「ワンコリア青年学生協議会」が祖国統一を祈願し、ウトロ同胞を慰労する歌を披露。この様子は南朝鮮でテレビ放送された。

 また06年には同協議会が「ハン・コリア in ウトロ」を開いたことにより、ウトロ問題に対する社会的世論が高まった。

 朝青は、今回の募金運動が始まると直ちに、すべての支部で会議を開き、各種資料と映像で学習を行い、全組織的な運動として展開する態勢を整えた。また同盟員の家々を訪問し協力を呼びかけるとともに、募金に関する携帯電話用ホームページを制作し幅広く伝えてきた。

 留学同は、卒業したメンバーらにも呼びかけ募金活動を展開。13、17の両日には、同胞学生と日本の大学生らがともに、雪のなか京都市の四条河原町交差点で街を行き交う市民らに募金を呼びかけた。

 募金活動に参加したある学生は、「日本が戦後補償を怠ったため、60年が過ぎた今日に至ってもこうした問題が未解決のままで残っている。ウトロ問題をもっと広く伝え、より多くの人たちに支援してもらえるようにがんばりたい」と述べた。【京都支局】

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http://webnews.asahi.co.jp/abc_2_007_200802264001021.html
ABC WEBNEWS (2/26 17:47)

<京都>ウトロ地区土地問題で朝鮮総連が募金手渡し



在日韓国・朝鮮人の住民が住み続けるため、地権者に5億円を支払わなければならない京都府宇治市のウトロ地区。きょう、全国から集まった募金が届けられました。

朝鮮総連京都本部は、全国に募金を呼びかけ、今までに、400万円がウトロ地区の住民に、渡されていましたが、今回新たに1200万円の募金が手渡されました。宇治市のウトロ地区は、戦争中に飛行場建設に動員された在日韓国・朝鮮人が土地所有権のないまま住んでいました。しかし、地権者から立ち退きを求められたため、去年10月、韓国政府の支援を得た住民側が地区の土地半分を5億円で購入することで合意しています。住民支援のため今回は2000人以上の人が、寄付してくれたということです。

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http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2008/01/0801j0303-00002.htm

総連京都、ウトロ住民に募金伝達 住民ら「感謝の気持ちでいっぱい」


[朝鮮新報 2008.3.3]

各地総連、同胞の同胞愛で

多くの報道陣が見守る中で募金が手渡された

 京都・ウトロの同胞たちを支援するために集められた募金が2月26日、総連京都・南山城支部会館で多くの報道陣が見守るなか、ウトロ町内会の金教一会長に贈呈された。総連京都府本部の金学福委員長が代表して、総連各機関、各地の同胞からの募金1200万円を手渡した。

 席上、総連京都府本部の琴基都副委員長は、昨年10月にウトロの土地売買契約が結ばれたが資金が不足していると聞いて1月20日から募金運動を展開、一カ月という短い期間ながらも総連の各機関と数千人の同胞らが賛同し、とくに若い世代が運動の先頭に立った結果、募金総額が1200万円に上ったと報告した。

 金学福委員長から募金を受け取った金教一会長は「総連については、支部の活動家をはじめ組織的に常に多くの支援を受けている。これまで二度も支援金をいただいたうえ、今回も全組織的に募金運動を展開していただき、感謝の気持ちでいっぱいだ」と述べた。

 この日、夜に行われたウトロ住民集会では、総連の募金運動について報告された。募金を目にした参加者からは拍手が沸き起こった。

 今回の募金運動は、1月20日から2月20日までの短い期間に集中的に行われた。経済状況が厳しいなか、朝鮮新報紙面(1月22日付)を通じて募金運動が提起されると、すぐにさまざまな機関と同胞から募金が送られてきた。なかにはウトロ同胞を支援し真の解決を願う温かい激励のメッセージもあった。

 関係者らは、総連と同胞の温かい同胞愛によってウトロの住民たちに喜びと希望を与えることができたと語った。【京都支局】

2008年2月17日日曜日

フィールドワーク+トック。ウトロ玄関の看板の今。

先日、一日に3団体のフィールドワークがありまして、守る会(サイトウ)大忙し。というわけで、ウロウロついて行きました^^;

表の看板類は、先日のTV特集(毎日放送)にあったように、雰囲気を変えました。

とりあえず、前の妙に古風で威圧的な意匠と比べると、ずっと良い!

 味わいは、どうだろうね。率直なところ近所の人はどう思ってるんだろうね。


正面の建物は入り口にあったばっかりに! えらいことになってしまいました。僕は、看板撤去作業とかに参加しなかったんだけど、もしかして、この建物って、看板で”補強”されてるんじゃなかろうな?^^; 看板はずしたら、崩れ落ちるとか、、。

ガッシリとタテ看が建物を覆ってしまうよりも、
少し家屋の様子が隙間から見えるほうが
雰囲気が出てて良かったんだけどなぁ、と思った。


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ちなみに、少し前の看板。(ハンギョレ新聞(2007.08.30)より)
そんな記事があったんだね。知らなかった。
住民の「強制執行に対する恐怖」が出てるというより、単に、恐い写真になってる気がするぞ!


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毎回フィールドワークの際に、おそらく、足を止め説明があるであろう、飯場跡周辺


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とても寒いなか、大勢が訪問するということで、住民からトックが振舞われました!! 準備してくれはったアジメたち、本当にありがとう。こんなん最初で最後やなぁ。


お、キンデンが電気工事してるなぁ、、、。と思うと、関西電力の eo(イオ)光の工事でした。へぇ、敷設しておくんかいな!>関電

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寒い一日でしたが、僕も息子も、温かい部屋でトックやキムチをたくさんご馳走になり、すっかり満腹になってしまいました^^;

いかんなぁ。もらいすぎや。

ちなみに先日、厳本さんから「ソウル行ってくるわ」と聞いてた町内会の韓国行きは、とりあえず止めになってたそうな。

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