大雨被害3(続報)/斉藤
斎藤です。
ウトロでは、水につかったたたみや家具が、街角に大型ゴミとしてつまれていましたが、いまは撤去され、一応平穏に戻りました。ただし、被災した住民の精神的ダメージが大きく、金君子さんは疲れがでて、子どもの家で寝ています。町内会も被災者に見舞金を送ることになりました。
ウトロ地区のフィールドワーク(案内)については、住民の現状に配慮し、7月6日(日)午後1時から3時。7月12日(土)午後10時から12時の2回に集中して行ないます。近くの人の参加を呼びかけています。28日も宇治市が主催する「まちづくり条例シンポ」集会に町内会長ら5,6人が参加し、学習すると同時に、(案内)ビラをまいてウトロの存在を印象づけました。
水害についての宇治市との交渉は、次の記事の通りですが、あまりに酷いので、新聞報道されると世論の批判力で、来週にはなんとか改善するでしょう。住民も(記者も)憤慨していました。では、また。
---
以下は、6月28日、読売新聞(地方版)の記事です。
-----
豪雨で浸水被害 ウトロ町内会 代替住宅など宇治市に要望
20日夜、京都府南部を襲った集中豪雨で、約20戸に浸水被害がでた宇治市伊勢田町ウトロのウトロ町内会の金教一会長らが、27日、同市役所を訪れ、被害の激しい世帯への代替住宅提供と井戸水の水質検査などを要望した。
町内会によると、ウトロ地区南の水路(幅約2メートル・深さやく2.5メートル)があふれ、19戸が床下浸水、4戸が床上浸水した。床上浸水した男性会社員(33)宅では、ほとんどの家財道具を廃棄。生後3週間の乳児と1才男児を抱えており、一時避難的に公営住宅の空き家などを提供してほしいと要望した。また、全68戸中、半分が井戸水を使っている現状を説明し、緊急の水質調査を求めた。
市長公室参事や住宅課長が対応。現行の災害救助法では救済方法がないの一点張りで、陳情の終わり間際に「検討する」と応えるにとどまったという。金会長らは「要望を十分くんでもらえなかった」と話していた。
-----
6月28日、朝日新聞(地方版)の記事の一部です。
-----
要望書を受け取った宇治市危機管理課長は「床上浸水には一時避難制度はなく事例もない。今回は災害救助法が適応されるものでない。宇治市は道義的な面を含めて検討したいと説明した」と話す。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントありがとうございます。
手作業でコメントの承認をいたしますので、ブログへの反映に時間がかかるかもしれませんが、よろしくお願いします。
/青ひょん