2008年12月3日水曜日

[まちづくり] 第9回ウトロまちづくり研究会(7)

<レジュメ (6)のつづき

---

ウトロの新しいまちづくり基本構想(案)


ウトロまちづくり研究会

7.ウトロ地区と事業の概要




所在 京都府宇治市伊勢田町ウトロ51番地ほか
計画敷地面積 約2.1ヘクタール(6400坪)
用途地域 第一種住居地域(建ぺい率60%、容積率200%)
建物戸数 約2000戸(うち住宅戸数111戸)
居住世帯・人口 約60世帯・200人
高齢化率 約20%(うち12世帯は高齢者ひとりぐらし)
年金需給率 8%(日本社会では90%)
生活保護率 15~20%(日本社会では1~2%))


おもな職業 土木建築業、廃品回収業、ブロック製造業、水道業、飲食業など
道路 北側に伊勢田蔭田線(幹線)、南側に伊勢田123号、都市計画道路計画線
水路 北側に伊勢田8号水路(幹線)、南側に西宇治都市下水路(幹線)
公園緑地、その他の公共施設なし


土地所有関係 (有)西日本殖産(ただし債権整理中)
建築物の所有関係 ウトロ住民各世帯(ただし立ち退き判決確定)


小規模住宅地区改良事業の説明については、別パンフ参照。
事業主体は地方自治体(通常は宇治市)であり、事業計画については国土交通省大臣の認可を得て行い、国から補助金を得て事業を行う。

・改良事業によりつくられるもの
改良住宅(立ち退き個数分)、道路、水路。公園、緑地、地区施設(集会所)

・住民の自主事業として現在、計画されているもの
歴史記念館(仮称)。福祉施設(例えば、小規模多機能)

・それ以外のもの
広い地域を対象としたコミュニティセンター(宇治市が設置すれば)、公共施設(防災施設など)、あるいは留学生会館など

または存置部分に、(西日本殖産から譲渡された?)民間業者の分譲用地?



---

8.研究会の日程




第1回(1月17日、京都市中央区)
第2回(2月05日、京都市中央区)
第3回(3月05日、京都市中央区)
第4回(4月20日、京都市伏見区)
第5回(6月29日、宇治市伊勢田町。ウトロ集会所)
第6回(7月27日、宇治市伊勢田町。京都府立城南勤労者福祉会館)
第7回(8月31日、宇治市伊勢田町。京都府立城南勤労者福祉会館)
第8回(9月28日、宇治市伊勢田町。京都府立城南勤労者福祉会館)
第9回(11月03日、宇治市伊勢田町。京都府立城南勤労者福祉会館)
第10回(11月30日、宇治市伊勢田町。京都府立城南勤労者福祉会館)(予定)


2008.11.3




-----

以下、青ひょん(引用者)

<「事業の概要」
余計な注釈かもしれませんが、「改良事業によりつくられるもの」「住民の自主事業として現在、計画されているもの」辺りは、全くの絵空事というか、当然に判らないことです。行政の関わりは今のところ判りませんし、西日本殖産がどうする、どうできるのかも判りません。

「全敷地のうち、一部をウトロ住民が買い取る契約を地主である西日本殖産と結んだ」だけなわけですが、韓国からの支援金を含めて住民の自己資金でもって、どこに何を作るのか、どこをどうしていくのかは、基本的に何も決まっていない現状であるわけです。あるわけですが、例えば、敷地東側を住民が買い取り住宅を建てるとして、残る敷地西側がどう開発されても良いかといえば、そこは、地域にとって有意義であり、6400坪全体を見渡したときに「一体的な整合性のある計画」であって欲しいと開発者に希望したい、、、、と、そういう状況です。

---



「[まちづくり] 第10回ウトロまちづくり研究会など、、」に続く

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントありがとうございます。

手作業でコメントの承認をいたしますので、ブログへの反映に時間がかかるかもしれませんが、よろしくお願いします。
/青ひょん